クロアチアの首都ザグレブで、12日大規模な反政府デモが行われた。5000人が参加したと見られ、18時から3時間にわたって街を行進したのである。 現在同国では政権交代を求め、若者らを中心に抗議活動が頻繁に行われ、緊張が高まっている。そんななか、この日のデモ行進で、参加者らは日本大使館前で足を止め、被災者に向け黙祷を捧げた。その一部始終を現地メディアが報じているのだ。 クロアチアでは反政府活動が活発化しており、インターネットを通じて活動への参加が呼びかけられている。2月の後半から繰り返しデモが行われ、この日も5000人近くが横断幕を掲げ、太鼓を叩きながらシュプレヒコールを展開したのだ。 しかし、日の丸の掲げられた日本大使館前で、突然行進は停止。後続からは「なぜ、止まるんだ!」との声が上がったものの、参加者らはすぐに事態を把握し、大使館前にろうそくを灯して被災者に向けて黙祷を捧げた。 この様子は