毎週日曜日夜11時、UHF局Tokyo MXテレビで放送中の「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」、 今週は「シェルビー・ノックスの教育」というドキュメンタリーです。 テキサスの保守的で信心深い町ラボックでは、 コンドームの使用を否定する「絶対禁欲性教育」だけが行われており、 避妊法を知らないため、女子高校生たちには十代の母が多かった。 処女で福音派のマジメな少女シェルビーが避妊教育を求めて運動を起こす。 しかし、その行く手にはキリスト教福音派の大人たちが立ちはだかる。 予告編↓
![避妊を否定する絶対禁欲性教育と戦った処女 - 映画評論家町山智浩アメリカ日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a41cbf4d150b1c1674971ce2da14daaea3b645a7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2FT%2FTomoMachi%2F20090725%2F20090725200858.jpg)
3年前からブログやラジオや雑誌で何度も紹介したり、各映画会社に「配給してよ」とDVDを押し付けたりして回ってきたアカデミー長編ドキュメンタリー部門受賞作『売春窟に生まれついて』ですが、 やっと、やっと、『未来を写した子どもたち』の邦題で11月から日本公開されることになりました。 http://www.mirai-kodomo.net こういう映画がなかなか公開されなくて、ケータイ小説映画とかアキモトコー映画とか手塚治虫や黒澤明の墓泥棒みたいな百害あって一利なし映画ばかりが劇場を支配している日本の映画界現状ってなー。 もうひとつ。 『未来を写した子どもたち』とは直接、何も関係ないけどさ、ムカつくから言わせてくれ。 この映画はアカデミー賞まで獲ってるし、アメリカではDVDまで出てるのに、配給会社が決まるまで、日本の映画評論家は誰一人として話題にしなかった。 文芸評論家だったら、普通、芥川賞受賞
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