例年、学生の人気企業ランキングでも上位に複数がランクインする「出版社」。とはいえ、一般的には本離れが絶賛進行中であり、業界事情はかなり厳しいのは現実だ。 そんな中、複数の中堅出版社や映画会社などをグループ企業化、ついにはニコニコ動画を運営するドワンゴとも経営統合、出版社から巨大メディアミックス企業へと進もうとする(株)KADOKAWAの動きは、出版業界の最前線であり、ひとつの未来の形ともいえるのかもしれない。 というわけで出版業界の就職実態に迫りたいダヴィンチ・ニュースでは、これからの出版社を考えるためにも、(株)KADOKAWAの人事部に直撃取材。果たして未来指向型の出版業界において、必要とされるのはどんな人材なのか? 気になる本音にズバリ迫ってみた。 変化する企業姿勢を学生側も理解 ――本日は大手の中で最も積極的に変化していく出版社であるKADOKAWAに、出版業界の未来と採用を考える