地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長は24日、次期衆院選で新党「日本維新の会」など第3極間での連携を目指し、国政政党化した際の党名から「減税」を外すことを検討していることを明らかにした。 次期衆院選での連携について、維新の会は「減税にこだわっているようにみえる」などと政策のズレを指摘し、難色を示している。国政政党化に向けて合流を打診する国会議員の中にも抵抗感を示す議員がおり、党内では以前から名前を変更するよう求める声が上がっていた。河村市長は当初、党名の変更を拒んでいたが、維新の会との連携に見通しが立たないことなどから理解を示すようになったという。 河村市長は新たな党名について、記者団に「庶民革命党でもいいが。ちょっとそれもいかんかな」と話した。
印刷 関連トピックスTwitter橋下徹河村たかし 大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と減税日本代表の河村たかし名古屋市長は3日夜、大阪市内で会談し、今後の連携のあり方について議論した。両氏は国の行財政の仕組みや地方分権などの社会システムの改革を優先し、国税の増減税はその後議論することで合意。減税論者の河村氏が橋下氏の唱える抜本改革に譲歩した形となった。 両氏をめぐっては、河村氏が次の衆院選に向け「減税日本」として公認候補を公募し、維新の会との連携に意欲を示す一方、橋下氏が2日、ツイッターで「今の段階で増税か減税かを政治家が意見表明するのはナンセンス」と批判。「(減税、増税は)一番最後の話」と述べていた。 河村氏は会談後、「橋下氏と合意した事項」として、どういう社会システムを作るか考える▽役人ができない大転換を考える▽橋下氏は河村氏を嫌いではない▽国政は互いに何をするかを決めた後(に協
知名度の高い首長同士でタッグを組んできた地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹・大阪市長と、減税日本代表の河村たかし・名古屋市長との間にすきま風が吹いている。 橋下氏は2日、河村氏が主張する減税政策について「今の段階で増税か減税かを表明するのはナンセンス」とツイッターで異論を展開。両者は次期衆院選で候補者擁立を目指すが、連携は難しい情勢だ。 2人は2010年12月、「大阪都構想」と「中京都構想」を旗印に連携し、昨年2月の名古屋市長選や同11月の大阪市長選で互いに応援に駆けつけた。 しかし、橋下氏が維新の国政政策作りに着手したため対立点が浮き彫りに。橋下氏は1月31日、報道陣の取材に「河村さんが減税の旗を降ろすか、何かの調整がないと一緒にはなれない」と表明。ツイッターには「まずはどのような社会システムを作るのかを固める。住民税が下がるかどうかはちっぽけな最後の話だ」とも書き込んだ。 ただ、河村氏
次期衆院選で候補者擁立を目指す地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹・大阪市長と、減税日本代表の河村たかし・名古屋市長が3日、大阪市内で会談し、国政での連携を図るため、河村氏が減税施策をいったん棚上げすることを確認した。 河村氏は市民税の恒久減税などを訴えてきたが、国政の政策づくりに着手した橋下氏が「減税の旗を降ろすか、何かの調整がないと一緒になれない」と減税に批判的な姿勢を示したため、河村氏側が妥協した形だ。 会談は、関係修復を図るため、河村氏から申し入れた。河村氏は会談後、「減税か増税かは社会全体のシステムをつくってから考える。(連携は)互いの政策を確認してから判断する」と述べ、大都市制度や教育委員会制度などについて、互いの政党が公約を明確にした後に連携を判断する意向を示した。
地域政党・大阪維新の会代表を務める橋下徹大阪市長は31日夜、市役所で記者団に対し、河村たかし名古屋市長の率いる「減税日本」との連携について、「僕らは減税を打ち出さない。河村さんが減税をどんどん打ち出すなら、政策が違う」と慎重な姿勢を示した。 橋下市長は現在策定している国政向けの政策の中で、減税を主張しないと明言。そのうえで、「河村さんが減税の旗を降ろすのか、何か調整がなければ、一緒にはなれない」と説明した。 橋下市長は河村市長が新年度から実施する市民税5%減税について、「大阪では効果が乏しい。それよりも、低所得者の子どもたちの教育支援を手厚くする方が効果がある」などと述べた。ただ、消費増税をめぐっては、「行革だったり、公務員改革だったり、前提条件をつけて、それをやるまでは反対ということなら組める」と含みを残した。
名古屋市の河村たかし市長が代表を務める地域政党「減税日本」の市議団と愛知県議団が、23日に予定していた大阪府知事、市長選での応援演説を断られたことが15日、同党関係者の話で分かった。同党は「大阪側の受け入れ態勢が整わないため」と説明している。 同党によると、市議と県議20~30人と支持者の計70人で大阪に駆けつけ、橋下徹前知事を応援する予定で、橋下前知事率いる地域政党「大阪維新の会」に伝えていた。だが15日、維新の会から「調整ができない」と断りの電話があったという。 ある市議は「二つの選挙を抱え、大阪維新の会も大変なのだろう」と理解を示す。だが減税日本は公約の県民税減税が実現できないなど、今春の統一地方選時と比べ失速感は否めず、別の市議は「我々の大阪入りがマイナスだと思われたのでは」と肩を落とした。 「中京都構想」を公約とする河村市長と愛知県の大村秀章知事は、「大阪都構想」を訴える維新の会
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春の地方選の台風の目は「首長新党」である。 首長新党とは、人気者の自治体トップ(首長)を旗頭とする地域政党のこと。橋下徹大阪府知事の「大阪維新の会」や、河村たかし名古屋市長の「減税日本」が代表格だ。 この台風は新しい地域づくりの一歩か、人気者の虚名に踊る暴走か。元自治官僚で初代総務相の片山虎之助(75)=たちあがれ日本=に聞くと、「問題提起にはなっているけど、個人プレー、タレント民主主義という不純な要素がだいぶあるな」とマユをひそめた。 同じく元自治官僚の片山善博現総務相(59)も「喝采政治は民主主義の危険要素です」と首をひねった。喝采政治とは、議論や説得ではなく、人気政治家が生み出す熱狂、雷同で動く政治のことである。 両片山の慨嘆は先週、霞が関の総務大臣室で聞いた。民主党の地域主権改革と首長新党について新旧大臣に話し合ってもらった。年末の補助金改革や省庁の出先機関改革では言い争った2人が
4月の統一地方選を控え、「地域政党」の結成が相次いでいる。河村たかし名古屋市長の「減税日本」や橋下徹大阪府知事の「大阪維新の会」を代表格に、議員や各種選挙の立候補予定者も地域政党を結成。既存政党への不信感を背景にした動きで、「老舗VS.新興勢力」の対立軸を浮かびあがらせている。 今回の地域政党ブームの火付け役となった「減税日本」「大阪維新の会」はともに昨年4月に結成。「減税日本」は次の名古屋市議選に約40人の擁立を目指し、4月の愛知県議選にも挑む。「大阪維新の会」も4月の大阪府議選や大阪市議選、堺市議選に大量擁立し、過半数確保をめざす。いずれも今春の地方選の「台風の目」になりそうだ。 河村氏と連携して2月の愛知県知事選に立候補する大村秀章衆院議員も、地域政党「日本一愛知の会」を結成。昨年12月25日に名古屋市内であった事務所開きでは、自民党国会議員が「国民の願いに応えられない2大政党。
大阪維新の会の集会で握手する(右から)河村たかし名古屋市長、橋下徹大阪府知事、大村秀章衆院議員=20日午後、大阪市中央区、筋野健太撮影 来年1月21日付の市長辞職を正式に申し出た河村たかし名古屋市長(62)は20日夕、大阪市内のホテルで開かれた地域政党「大阪維新の会」(代表=橋下徹大阪府知事)の集会に出席した。来年2月の名古屋市長・愛知県知事選と来春の大阪府議・大阪市議選で相互に応援する方針を確認した。 河村市長が同会の会合に出席するのは初めて。20日の辞職申し出後、愛知県知事選に立候補を表明している大村秀章衆院議員(50)と一緒に駆けつけた。自らも地域政党「減税日本」を率いる河村市長は「(愛知と大阪は)平成の薩長同盟だ」と気勢を上げ、橋下知事も「我々の理念は全く一緒だ」と連携をアピールした。 河村、大村両氏は「中京都構想」、橋下知事は「大阪都構想」をそれぞれ掲げている。河村氏は「二
名古屋市で河村たかし市長が「市議会解散」に向けた署名集めに乗り出すと、橋下徹・大阪府知事は応援に訪れ、連携をアピールした=9月20日、名古屋市中区 華々しく政権交代を果たした民主党政権だが、すっかりメッキがはがれてしまった。とはいえ自民党も期待にはほど遠い。民主党もダメ。自民党もダメ。そんな閉塞(へいそく)感を打ち破る異変が大阪府と愛知県で起きつつある。来春の統一地方選は政界激震の序章となるかもしれない。 ≪緻密な戦略家≫ 「大阪をよくするにはワン大阪しかない。実現にはすさまじい政治闘争に打ち勝たなければならないんです。民主党に国の形を変えてほしいがどうも伝わってこない。それならば大阪から国の形を変えようじゃありませんか!」 17日夜、大阪・中之島で関西財界人が「大阪維新の会」のために開いた決起集会。維新の会代表の大阪府知事、橋下徹はホールを埋め尽くす約900人から万雷の拍手を受け、確かな
河村たかし名古屋市長が市長辞職・再立候補表明に踏み切った。愛知県知事選と市長選のダブル選で、持論の「減税」実現について県民・市民の信を問う。行き詰まった市議会解散リコール署名の責任をとるとしているが、その本音は――。 市民税10%減税や議員報酬の半減。「保身議会VS.庶民革命」などと訴え、市議会と激しい対立を続けてきた河村市長の視線は、すでに年明けの政治闘争に向かっている。 「減税をはじめ一丁目一番地の政策が名古屋から愛知、日本へと飛躍する時。名古屋の皆さんにとっても千載一遇のチャンスじゃないですか」 河村市長は26日、取り囲む報道陣に対し、愛知県知事選との同日選挙の狙いをこう説明した。「減税」を旗印にした河村氏は、名古屋から愛知県、そして日本全体に影響力を広げようとしている。 自らが代表を務める地域政党「減税日本」は、来春の名古屋市議選に定数75の半数を超す約40人の候補を擁立予
右手でペンを持つしぐさをしながら、道行く人に署名を呼びかける大阪府の橋下知事(左から3人目)。左端は名古屋市の河村市長=20日午後、名古屋市熱田区、川津陽一撮影署名運動の応援に駆けつけ、名古屋市の河村市長(左)と握手を交わす大阪府の橋下知事=20日午後、名古屋市千種区、川津陽一撮影 「議会が公約の実現を阻止している」との理由で、河村たかし市長が市議会解散の直接請求(リコール)に向けた署名集めを展開している名古屋市で20日午後、橋下徹・大阪府知事が河村市長とともに街頭演説をした。政策面や政治手法では違いの多い2人だが、「議員の報酬は高すぎる」などと、そろって議会のありようを激しく批判した。 橋下知事が大阪府外で街頭演説をするのは2008年2月の就任後初めて。お互いに「ぼくがやりたいことを全部先に始めた」(橋下知事)、「改革の旗手」(河村市長)と評価しあっており、今回の応援が実現した。
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