記事一覧 初の県外避難、福井県民が兵庫へ 陸自ヘリ、船舶悪天候で訓練不参加 (2016年8月28日午前7時00分) 高浜原発(福井県高浜町)の過酷事故を想定した原子力防災訓練で、福井県から避難してきた車両を除染する自衛隊員=27日午前11時ごろ、京都府綾部市のあやべ球場 関西電力高浜原発(福井県高浜町)から30キロ圏に入る福井、京都、滋賀の3府県と国、関西広域連合は27日、同原発の過酷事故を想定した原子力防災訓練を高浜町などで行った。昨年12月に政府の原子力防災会議が了承した、広域避難計画の実効性を検証。福井県は初めて県外避難を実施し、約230人が兵庫県へ向かった。京都府も含め参加した住民は7千人超で、過去最大規模の訓練となった。 福井県内では関係する約150機関の約2千人と住民3888人が参加した。午前6時に若狭湾沖で震度6弱以上の地震が発生し、原子炉が冷やせなくなり、放射性物質が放出
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