東京大学は11月30日,タブレットPCを使って学生の読解力を鍛えるという授業の模様を報道陣に公開した。マイクロソフトの寄附で設立した研究部門が開発するタブレットPC用ソフト「MEET eJournalPlus」を使い,「文献を批判的に読み解く,批判的読解力を育成する」(東大)としている。東大は2008年7月に,MEET eJournalPlusをフリー・ソフトウエアとして公開する予定。 研究部門の名称は「マイクロソフト先進教育環境寄附研究部門(略称MEET)」。MEETは先進的な教育環境の開発や評価に取り組んでおり,2007年2月にもNHK番組のアーカイブ「NHKアーカイブス」のコンテンツを学生が自由に閲覧できるようにした教育用ソフト「MEET Video Explorer」を公開している(関連記事:タブレットPCとNHK映像を使う「世界初」の授業、東大が公開)。 今回公開した「MEET