今回はいで立ち、ラップからにじみ出るクールなキャラクターで日本語ラップ界で人気を博した童子-Tさん(どうじてぃー・以下敬称略)の紹介です。 かつてはAtomic Bomb Crew (アトミックボム・クルー)のメンバーとしてキングギドラのメンバーでもあるKダブシャイン・DJ OASISと共に活動し、日本のHIPHOPファンから大きな支持を得ていました。 しかし2000年代後半あたりから今までの正統派のラップからラブソングを中心としたスタイルに路線変更し人気シンガーとのフィーチャリング曲などが増え、昔のフォロワーからセルアウト批判を多く浴びたラッパーでもあります。 今回は童子-Tの魅力や、その辺のシーンの流れなどについても解説させていただこうと思います。 かつてはクールでハードコアな正統派 彼が活躍し始めたのは2000年前後くらいだったでしょうか。ZINGIというHIPHOPクルーのメンバー