サンダンス映画祭のドキュメンタリー部門監督賞を受賞した『The Queen of Versailles (大富豪の華麗なる転落)』や、2015年カンヌライオンズを受賞したP&Gの生理用品ブランド「Always」のキャンペーンなどで知られるドキュメンタリー作家、ローレン・グリーンフィールド。約25年もの月日を費やした彼女の集大成的最新作『Generation Wealth (富の世代)』では、超富裕層が手に入れた富と欲望の顛末を通じて、私たち誰もが抱えうる闇に迫っている。作家自身が、本作から得たものとは何か。