1. はじめに 2020年6月22日深夜(日本時間)にリモート開催されたISC2020のTOP500セッションで、PFNが作った深層学習用スーパーコンピュータ、MN-3が21.11 GFlops/WのHPLベンチマークの実行性能をあげ、Green500ランキングで500システム中No.1になりました(写真1)。開発チームの一員として、ここに至るまでの苦労の連続を思うと、とても嬉しいです。 なお、同日発表されたTOP500, HPCG, Graph500, HPL-AIベンチマークでは、理研に設置された「富岳」システムが各々500システム中1位、68システム中1位、10システム中1位、2システム中1位と、1位を多数達成したことも、ポスト京プロジェクト(富岳と命名される前の名前)の前座プロジェクトや、システム評価にかかわったものとして嬉しく思います。 このBlogでは最近増えてきてちょっと混乱
![TOP500とGreen500:コンピュータの性能指標をどう読むか - Preferred Networks Research & Development](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7020d77d35acd994fe67e64963a784f0f6c77dd2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftech.preferred.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F06%2Fgreen500_202006_thm.jpg)