コンデンサが直列に接続された場合や並列に接続された場合のコンデンサの静電容量、コンデンサに蓄えられる電荷についての問題は、電験三種の理論でもよく出題されていて、電気回路の計算の基礎的なところになります。 このページでは、コンデンサが1個の場合、直列接続の場合、並列接続の場合のコンデンサの静電容量とコンデンサに蓄えられる電荷の基本的な考え方、計算方法について解説します。 コンデンサが1個のときのコンデンサの静電容量と蓄えられる電荷 コンデンサが1個のときの計算(式)がコンデンサの静電容量と電荷の計算をするときの基本になりますので、まずはコンデンサが1個の場合からいってみましょう。 コンデンサが1個のときのコンデンサの静電容量 コンデンサが1個のときのコンデンサの静電容量は、次の図のようにコンデンサの静電容量を $C$[$ \mathrm{F} $]、誘電体の誘電率を $\varepsilon