元新日本プロレスのプロレスラーでボディ―ビルダーの北村克哉さんが12日に死去していたことが本紙の取材で明らかになった。死因は不明。36歳だった。 関係者によると北村さんは同日に体調に異変を感じ、自ら救急車を呼んで病院へ。その後に容体が急変したという。 北村さんはレスリングのグレコローマン96キロ級で全日本選手権3連覇を成し遂げた実績を引っ提げて2017年に新日本でプロレスデビューを果たした。 筋骨隆々の肉体とパワーファイトを武器に同年の「ヤングライオン杯」を優勝するなど将来を嘱望された。しかし、18年3月の茨城大会で脳振とうを起こして欠場。練習中のケガを理由に19年1月31日をもって退団した。 プロレス引退後はボディービルの大会に出場する一方で、昨年11月には「RIZIN.32」(沖縄アリーナ)に参戦し総合格闘技デビュー。ボビー・オロゴンと対戦し、2ラウンド(R)2分34秒、リアネイキッド