IBMとRed Hatは2018年10月28日(米国時間)、IBMがRed Hatを買収することで、2社が確定的な合意に達したと発表した。今後、Red Hatの株主と規制当局の承認を経て、2019年後半に買収プロセスが完了の見通しとしている。 IBMはRed Hatの全株式を、1株当たり190ドルで現金により取得する。Red Hatの10月26日終値116.68ドルに比べ、62.8%のプレミアムがついている。買収総額は340億ドルに達し、ソフトウェア業界で過去最大の買収になるという。 プレスリリースによると、買収完了後、「Red Hatは独立部門として、IBMのハイブリッドクラウドチームに参加する」ことになるという。Red Hatは現プレジデント/CEOのジム・ホワイトハースト氏と現経営陣が引き続き率いる。現在の本社やその他拠点、ブランド、活動もそのまま引き継がれるという。ホワイトハースト