バグ検出ドリル(1)「さあ、バグを見つけよう」:山浦恒央の“くみこみ”な話(101)(1/4 ページ) 記念すべき連載第100回を突破した「山浦恒央の“くみこみ”な話」。今回の第101回からは、新シリーズ「バグ検出ドリル」が始まります。山浦氏が出題する問題に取り組んで、バグを見つけ出す力を養おう! 筆者が学生の頃、5階建ての超大規模書店へ行っても、コンピュータ関係の書籍は20冊ほど。横幅1mの本棚が1段あれば十分収まりました。当時の情報処理関係への関心は信じられないほど低く、「諜報スパイ活動」の書籍コーナーに「情報処理技術者」の受験対策本が並んでいて、「コンピュータ系の学問は、まだ夜明け前だ」と悲しくなったことを覚えています。 今では、小規模書店でも、棚全面にコンピュータ系の書籍がぎっしり並んでいることも当たり前になりました。特に多いのがCやC++のようなプログラミング言語の習熟本です。文