はじめに Googleが量子超越性を実証したとのNewsが出て最近量子コンピュータが何かと話題だったので軽く調べていたのですが、誰でもお試しで量子コンピュータ(後述しますが、量子アニーリング方式の方でGoogleか開発を進めている方式とは異なる)を誰でもお試しで動かせる方法があったのでこちらにまとめました。 筆者は本領域の専門家ではないので、説明に誤りがある箇所があるかもしれません。その点はご了承ください。 参考 量子コンピュータの理解と、実際に量子コンピュータを動かすに当たって下記を参考にさせていただきました。 量子コンピュータが変える世界 寺部 雅能 (著), 大関 真之 (著) 出版社; オーム社 D-wave Leap(量子コンピュータを動かすためにこちらで登録) Ocean Software Documentation(量子コンピュータを動かすためのPythonライブラリ) 量子
サイバーブレイン(東京都新宿区)は1日、同社が運営するAIプログラミング学習サービス「AI Academy」に、新コース「量子コンピューター入門編」を開設したと発表した。汎用プログラミング言語「Python」を使用し量子コンピューターの基礎的な理論を、無料で学ぶことができる。 【こちらも】量子コンピュータはブロックチェーンを駆逐するか 量子コンピューターは量子力学を応用したコンピューターのことで、スーパーコンピューターをしのぐ能力がある。「0」と「1」以外に「0と1」という値をとることができ、より多くの情報を表せ、複雑な計算が可能となるため膨大な情報も瞬時に処理できる。スーパーコンピューターでも数年かかる計算を数時間でこなすともいわれている。2011年に世界で初めて商用量子コンピューターが発売されており、AIや機械学習、ディープラーニングの分野での利用が期待されている。 次世代コンピュータ
本記事はWACUL Advent Calendar 2016の12/21の記事になります。 こんにちは、WACULのデータサインエンスチームで、データ分析の仕事をしている@onhrsです。 直近では自然言語処理やその他、機械学習にかかわるデータ分析のお仕事をやらせていただいています。 今回、西森秀稔先生、大関真之先生の量子コンピュータが人工知能を加速するを読みましたので、書籍の内容に沿う形で人工知能 × 量子コンピューターの実態についてお話ししたいです。(物理や数学がわからない人にも理解していただけることを目指しました。) また、Pythonを使って、数式を使わずに概要を説明してみました。詳細がよくわからなくても、視覚的に見えるようにして理解できるように心がけました。 Advent Calendar以外で記事を投稿しようという意欲が出るため、是非、"いいね"してくれると嬉しいです。(笑)
この記事は 量子コンピュータ Advent Calendar 2017 第18日目の記事です。 最近、量子コンピューターが流行っています。僕自身もそうなのですが、「なにかすごいらしい。でもなにができるのかわからない」とモヤモヤされている方も多いと思います。そこで、今回はいわゆるゲート方式(回路方式)の量子コンピュータのシミュレータを作成しながら、量子コンピュータの基礎の基礎を押さえていこうと思います。 なお、作成したコードはGistで公開しているので、興味のある方はいじってみてください。 対象読者 量子力学にあまり詳しくないが、量子コンピュータに興味のある方 簡単な行列計算(行列の掛け算)のできる方 量子力学とシュレディンガーの猫 量子コンピュータの話のまえに、まずはシュレディンガーの猫を題材に量子力学について説明します。 シュレディンガーの猫は、最も有名な思考実験の一つなので、ご存じの方
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