信頼できない環境で稼働するアプリケーションには、リトライ処理が不可欠です。 難しくはないので自前で実装してしまうのですが、特定の例外のみリトライしたい・リトライ間隔を指数関数的に増やしたい・リトライ時はログ出力したいなどの細かなリクエストをそれぞれ記述してしまうと、本質的な処理が追いづらくなるので、可能であればライブラリを使って解決したくなります。 tenacity 停止条件 リトライ間隔 リトライ条件 ログ出力 tenacity リトライを簡単に実装するためのPythonライブラリにもいくつかあるのですが、今回は最近でもアップデートされている tenacity を紹介します。類似ライブラリとしてretryやretryingが挙げられますが、いずれも数年以上リリースされていません。 PyPI: https://pypi.org/project/tenacity/ GitHub: https