ポイント ●SSL(TLS)とは,主にWebアクセスでやり取りするデータを暗号化するための仕組みである。相手が信頼できるか確認する機能もある ●SSL(TLS)を利用してクライアントがサーバーを認証するためには,事前に認証局(CA)の公開鍵証明書を入手している必要がある ●ショッピング・サイトなどでSSLを利用する際に警告画面が出ないのは,あらかじめ認証局の公開鍵証明書がWebブラウザにインストールされているからである SSLは,第2章で勉強した技術の中では最も身近に感じると思いますが,いろいろな技術が組み合わさって出来ています。わからないところが出てきたら,すでに解説してきた記事へのリンクをたどって復習をしながら読み進めてみてください。 SSL/TLSとは SSL(Secure Sockets Layer)/TLS(Transport Layer Security)とは,主にクライアント