Windows 10に「WSL(Windows Subsystem for Linux)」をインストールすると、Linux向けのプログラム(バイナリファイル)をそのまま実行できるようになる。現在では、UbuntuやDebian、SUSE Linux、WLinux(これはDebianベースの有償製品)など、数種類のLinuxディストリビューションを導入できるようになっている。WSLの導入とその関連情報については、以下の記事を参照していただきたい。 WSLのシェルを起動すると、コマンドプロンプトのウィンドウと同じ、黒い背景のコンソール画面(端末画面)が表示される。これはWSL向けに特別な機能を持っているわけではなく、バッファリング可能な行数も最大9999行と少なく、高度な端末エミュレーション機能も持っていない。 そこで、これを置き換えるために(有償や無償の)高機能な端末エミュレーターが幾つか提