西田 利貞氏(にしだ・としさだ=日本モンキーセンター所長、京都大名誉教授・人類学)7日午後、直腸がんのため死去、70歳。京都府出身。葬儀は近親者のみで行う。喪主は妻晴子(はるこ)さん。 チンパンジー研究の第一人者。アフリカ・タンザニアでのチンパンジーの生態研究で、雄を中心としたチンパンジーの社会構造を解明した。国際霊長類学会や日本霊長類学会の会長を歴任。08年に、人類の起源に関する研究者に贈られる「リーキー賞」と国際霊長類学会生涯功労賞を日本人で初めて受賞した。 【関連記事】 〔写真特集〕長寿を極める 動物編 〔写真特集〕北限のサル 〔写真特集〕動物の赤ちゃん 〔写真特集〕どうぶつ捕物帳 【動画】逃走中のかみつきザル御用=静岡県三島市内で発見