友人は片手か両手かで足りるくらいしかいない。その内の1人の友人が、先日ワーキングホリデーから帰国し、約1年ぶりに会った。 彼女とはもともと大学の同級生で、共通の趣味をきっかけに毎日のように遊ぶようになった。考え方が似通っているところがあり、新卒での就職先も同じ業種だった。Uターン就職した彼女とは頻繁に会うことはできなかったが、趣味まわりでなにかというと連絡をとったし、彼女が東京に来たときはいつも飲みに行こうと声をかけてくれた。有休をとって彼女に会いに行ったときは、快く迎えてくれ、酔っ払いつつもさまざまな場所を案内してくれた。 本人は自分をコミュ障というが、竹を割ったような性格で、自然に気遣いができ、美人で、計画性と決断力も兼ね備えている。なにより、話のテンポが合う。友人になるのに共有した年月の長さは関係ないのだと、わたしは彼女との付き合いの中でなんとなく学んだ。人としても心から尊敬している