こちらはAmazon EKS #1 Advent Calendar 2019 7日目の記事です。 EKSでIAM RoleをUserAccountに紐付けたり、ServiceAccountをIAM Roleに紐付けたりする際、AWSのドキュメントに従って設定してはいるものの、その設定によって実際にどんな処理が行われているかを具体的に知らない方も多いのではないでしょうか?(私も今回の記事のために調べるまではそうでした。) そこで今回の記事では、Kubernetesの認証認可の仕組みを解説したあと、AWSのIAMの認証情報をKubernetes内のUserAccountに紐付けるaws-iam-authenticatorの動作の仕組みとKubernetesのService AccountにIAM Roleを紐づける仕組みについて設定方法のレベルから一段掘り下げて実際の動作に焦点を当てながら説明
ゲームコミュニティ事業部のデータエンジニア(β版)の池田です。 この記事は、Tech KAYAC Advent Calendar 2019 の7日目です。 今回もredash周りの話で、Lobiでの分析事例の話をしていきたいと思います。 (本ブログではredashおじさん化していますね。 ) Lobiでの分析環境の概要 ゲームコミュニティ事業部では主要サービスとして Lobi を開発・運営しています。 現在のLobiにおける分析環境は、以下の図のようになっています。 分析環境の図 アプリケーションが行動ログやアクセスログを出力し、それをFluentdやKinesis Data Firehoseを使ってS3バケットへ転送しています。その後@fujiwaraさんのrinを使ってRedshiftにロードしています。この周辺に関しては、ソーシャルゲーム事業部での記事と同様ですので、詳しくはそちらを
大石浩二先生と三原すばる先生による漫画、「矢倉の囲い」がジャンプ+に掲載され、大きな話題を呼んでいます。 shonenjumpplus.com その中でキーアイテムとして登場した「最強羽生将棋」というゲームソフトですが、こちらは実在のゲームで、作中で言及された「桂馬の禁じ手バグ」も実在のものです。 しかし、バグはこれだけではありません。 そこで、今回は最強羽生将棋というゲーム作品に登場するバグについて片っ端から説明していきます。 はじめに:バグはあるが、別にクオリティの低いソフトではない バグの紹介 桂馬の禁じ手バグ 連続王手の千日手バグ デモによる設定変更 門下生大会モードで勝利したのにクリア率が下がる 秒読みフリーズバグ 二面指しクラッシュバグ 定跡クラッシュバグ 三枚目の玉バグ まとめ はじめに:バグはあるが、別にクオリティの低いソフトではない はじめに誤解を避けるために弁明しておき
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:「神は細部に宿る」コレクション > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 限界までJPEG圧縮したい ここに何の変哲もない写真がある まったく同じ写真でも、JPEGの圧縮率を高めるとこうなる。一枚目の写真と比較して、容量は約2/3にまで圧縮できた。スマホで見ると違いが分からないかもしれないので拡大してみると、 汚いノイズが目立っている JPEGという画像圧縮の規格がある。人間の目には感じにくい情報を削ることで、画質をほとんど変えずにファイル容量を小さくする技術である。 当然ながら、画質と容量はトレードオフの関係にある。高画質を維持すればするほど容量は減らないし、逆に画質劣化を
機械学習を用いた日経電子版Proのユーザ分析 データドリブンチームの知られざる取り組み 機械学習を⽤いた⽇経電⼦版Proのユーザ分析 2019年1月22日、freee株式会社にて、Data Driven Developer Meetupが主催するイベント「Data Driven Developer Meetup #4」が開催されました。サービスをより良いものにするために日々データと向き合っているデータサイエンティストやエンジニアなど、様々な職種で活躍する人々が集い、知見を共有する本イベント。今回は日本経済新聞社とエムスリー株式会社の2社がメインセッションに登壇し、自社の取り組みについて語りました。プレゼンテーション「機械学習を⽤いた⽇経電⼦版Proのユーザ分析」に登場したのは、日本経済新聞社デジタル事業情報サービスユニットの石原祥太郎氏。日経電子版の法人向け情報サービス「日経電子版Pro」
This is not an analogy for the sync package quality :)Let’s take a look at the Go package in charge to provide synchronization primitives: sync. sync.Mutexsync.Mutex is probably the most widely used primitive of the sync package. It allows a mutual exclusion on a shared resource (no simultaneous access): It must be pointed out that a sync.Mutex cannot be copied (just like all the other primitives
データ可視化推進室の深尾です。 delyではkurashiruリリース当初からデータ分析を重要視してきました。でも初めから使い勝手の良い分析基盤があった訳ではなく、これまでに何度も改良し今は4世代目となる分析基盤を中心に利用しています。今日はその分析基盤のお話です。まずこれまでの歴史から振り返ってみたいと思います。 クラシル分析基盤の歴史 第1世代:Google Analytics クラシルのリリース初期から導入していたのはGoogle Analyticsです。これは皆さんも使っていることが多いんじゃないかと思います。基本的には無料でログ収集・分析・可視化まですべてやってくれるので導入コストが低く便利です。 その一方でカスタマイズ性は低く、例えば独自の指標を取得してSQLで分析することは無料ではできません(有料サービスを使えばBigQueryにエクスポート可能)。また当初から、いずれA/B
κeenです。このエントリはRust Advent Calendar 2019 - Qiita 8日目の記事です。 昔書いたRustのコードをもけもけ漁ってたら、しばらく前にRustでCPS変換しようとしてた下書きをたまたま発見しました。 当時はコンパイラの制約で簡単には書けなかったのですが今見ると簡単に書けるようになってたのでRustも進歩してるね、という確認をしたいと思います。 CPS変換とは CPS変換とは、プログラムを継続渡し形式(Continuation-Passing Style)に変換することです。 じゃあCPSとはというと、雑に言えば「ネストした関数の呼び出し禁止」の形式です。 …ちょっと雑すぎますね。 プログラムのコントロールフロー(if 式や 関数呼出)を陽に受け取った継続で記述する形式です。 この形式はよくコンパイラの内部表現なんかに使われます。 変数束縛の右側に i
こんにちは。宿泊事業本部の宇都宮です。この記事では、GoのDIライブラリgoogle/wireの使い方を紹介します。 この記事は一休.com Advent Calendar 2019の9日目の記事です。 DIとは GoのDIライブラリ wireの使い方 Providerのエラーハンドリング Injectorのカスタマイズ Provider Set インタフェースのバインド 構造体のフィールドを参照する 細かな注意点 値とポインタの違いに注意 go runするときはwire_gen.goも一緒に おわりに DIとは DI(Dependency Injection, 依存性の注入)とは、あるオブジェクトが依存しているオブジェクトを自ら用意するのではなく、外部から渡してもらう(外部から注入する)というデザインパターンです。 例として、以下のように、監督の名前を渡すとその監督の映画を全てリストにし
こんにちは!DA事業本部の石川です! 本記事はAWS re:Invent 2019のセッション「(ANT307) Athena deep dive」のレポートです。Amazon Athenaの最新機能の紹介になります。 セッション概要 Amazon Athena is an interactive query service that makes it easy to analyze data in Amazon S3 using standard SQL. Athena is serverless, so there is no infrastructure to manage, and you pay only for the queries that you run. Learn how customers are using Athena to query their data l
なんかよく聞くよねこれ。私、正直こう語られるときの半分以上は「私、税金にこまってるんですぅ〜」という高年収アピールだと思ってる。まぁ実際貰ってんならアピールしても良いと思うけど。 そう言えばその昔、某所で「俺さぁ、稼ぎまくってて税金の計算が滅茶大変で困るよ!」とか聞いてもないのに嬉しそうに喋りかけてきた知らないおじさんがいて、そんなに稼いでるなら税理士付けるやろ、つうか税金の計算なんて決算期しかしないんじゃないの?とか思ったこともあったねー。関係ないけど。 というか必ず本題に入る前に違う話を書くのをいい加減止めろと思う。どうなってるんだ。このブログ書いてるやつは。読んでる人だって大切な時間を割いて読んでくれてるんですよ!!!いい加減にしてください!!!11!!1!! 話は沢山聞くものの分かりやすくまとめられた資料がないので作ってみました。 このグラフを作るのにこちらのデータを使用させていた
初めてまともに携わったシステムはNTT研究所で作られていたCBoCといわれるものであった。内容について詳しくは述べないが、国内では割と先進的でありながらとにかくNTTの事業会社(割と稼いでいる)で使えるものを作ろうというものであった。この時期は研究所は研究だけしていればよいというものではなく事業貢献が求められており、論文になるような研究を生み出すだけでなくそれをどうやってビジネスにするかが重要視されていたのだと思う。このとき作ったものは実際に事業会社で使われ、退職の前後には年間数万円が口座に振り込まれるようになっていた。なお収入なので税金の扱いを間違えないように。しかし特許といえばガッポガポ…というイメージだがそんなに当たることはない。わたしが携わったそのソフトウェアは確かに使われていたが、事業会社のビジネスの中核を支えていくようなものにはならなかった。ならなかったのでメンテナンスフェーズ
一年半ぐらい前にアプリケーションエンジニアからSREにコンバートした筆者が、いま役に立ってるなぁっていう本を紹介します。アプリケーションコードを書いてるときは下のレイヤの技術に興味なかったんですが、改めて勉強してみると楽しいです。 コンピュータシステム クラウド全盛とはいえ、コンピュータの仕組みはおさえておくと役立ちます。コレ系の本はわりと小難しいものが多いですが、個人的に楽しく読めた本を紹介します。 Raspberry Piで学ぶコンピュータアーキテクチャ Raspberry Piと銘打たれてますが、コンピュータアーキテクチャの歴史的な背景も踏まえて解説されています。プロセッサ・メモリ・ストレージ・ネットワーク・OS・プログラミングなど、コンピュータ単体の基本的な知識を学べます。 歴史をあわせて知ることができるため、知的好奇心がおおいに刺激され、楽しく読むことができます。この本が難しく感
How to Use Multiple GitHub Accounts Git is a popular tool for version control in software development. It is not uncommon to use multiple Git accounts. Correctly configuring and switching Git accounts is challenging. In this article, we show what Git provides for account configuration, its limitations, and the solution to switch accounts automatically based on a project parent directory location.
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