菅総理大臣は、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長と会談し、来年の東京大会について、観客の参加を想定した検討を進めていると説明しました。両氏は、開催を必ず実現し、安全安心な大会に向けて今後とも緊密に協力していくことで一致しました。 菅総理大臣は16日午前、総理大臣官邸で、東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まってから初めて日本を訪れている、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長と、およそ30分間会談しました。 冒頭、菅総理大臣は「来年の夏、人類がウイルスに打ち勝った証しとして、また東日本大震災から復興しつつある姿を世界に発信する、復興オリンピック・パラリンピックとして、東京大会の開催を実現する決意だ。安全安心な大会を実現するために緊密に連携して全力で取り組んでいきたい」と述べました。 これに対し、バッハ会長は「東京大会を来年実現するという強いコミットメントを示していただいた