鍼や漢方が良くて、ホメオパシーが悪いと言う主張はおかしいと言い続けているブログがある。「ホメオパシーを排除すべし」に違和感を述べていたのだが、ホメオパシーは表に出てこようとするところが、他の代替医療と大きく違う。排除すべしと言う意見が出てきて当然だ。 ホメオパシーの科学的な問題点は、治験を経ておらず恐らく治療効果が無いと言う所だ。ここだけ見ると鍼や漢方などの大半の代替医療は全て同じになる。むしろナイチンゲールのように、それ自体に副作用が無い事から放置すべきようにも思える。 しかし、医療関係者が乳児に通常の医療行為の代わりに砂糖粒を与えるに至り、カルト化しているのが露呈した*1。子どもは自分で医療行為を選択できないし、大人も医療関係者の勧めを断りづらいので事態は深刻だ。 日本学術会議の金澤一郎東大名誉教授の声明を引用しよう。 最近の日本ではこれまでほとんど表に出ることがなかったホメオパシーが
ここではニセ科学、ニセ医療の一つであるホメオパシーがいかにして興り、20世紀初頭までにどのように批判されたかを概説する。 ____ / \ ドイツの医師のハーネマンだお。 / ─ ─ \ ハネ夫と呼んでくれお / (●) (●) \ みんなよろしくお。 | (__人__) | \ ` ⌒´ ,/ / ー‐ \ サミュエル・ハーネマン(1755年-1843年 ドイツ) 後にホメオパシーの創始者として知られる人物である。 ____ / \ ( ;;;;( 医者のハネ夫がいうのもアレなんだけど、 / _ノ ヽ__\) ;;;;) 今の医学はダメダメだお。 / (─) (─ /;;/ 患者が良くなるどころか | (__人__) l
松永肇一「ホメオパシーと知恵の輪」 2010年08月19日23:00 担当者より:松永肇一さんがホメオパシーをめぐる状況について論じた原稿です。国内外でもさまざまな議論がなされているテーマなので、ぜひ考える一助としてお読みください。 配信日:2010/04/28 ナイジェリア北部では、ポリオのワクチンはイスラム教徒を不妊症にする陰謀だというデマが流れて、子供に接種させない親がたくさんいる。イギリスでは多くの親が三種混合ワクチンは自閉症を引き起こすと信じている。もちろん現代の話だ。ダミアン・トンプソンの『すすんでダマされる人たち』で取り上げられている。これは遠い外国の悲しむべき無知なのだろうか? 先日、ツイッターのタイムラインに「長妻厚労相が予算委員会でホメオパシーに言及した」とのつぶやきが流れてきた。あちこちのサイトをみたら、長妻さんはこんなことを言ったらしい。 “統合医療は、もう
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