【読売新聞】 大分県内の法律事務所に所属していた女性弁護士(当時30歳代)が自殺したのは、当時の事務所代表の男性(60歳代)からの性被害が原因だとして、両親が事務所や元代表に計約1億7100万円の損害賠償を求めた訴訟があり、大分地裁
3月14日、性犯罪の被害者が「同意しない意思」を表明することなどを難しくさせた場合に加害者を処罰できる「不同意性交罪」を含む刑法の改正案が閣議決定された。 強制性交罪と準強制性交罪を統合して「不同意性交罪」と名称変更し、ここで「アルコール若しくは薬物を摂取させること又はそれらの影響があること」などが原因で「同意しない意思を形成し、表明し若しくは全うすることが困難な状態」で性交渉をすると罰せられる法案が審議されることになった。 私たちは酒を飲んでの性交まで禁止されることになりそうだ。これが20年前だったら、私は息子を産めなかった。照れ屋だから、素面(しらふ)でSEXなんて無理である。という大事なことは置いといて、あらゆる映画、あらゆる作品のそういったシーンも描き辛(づら)くなるに違いない。息苦しい。 私たち市民への縛りが、どんどん激しくなっていく。なぜ、こんなことになったのか。女性団体や被害
注意:被害の訴えが詳述してあり、動揺するかもしれない内容が含まれます。(BBCドキュメンタリー「Predator: The Secret Scandal of J-Pop」は3月7日に、BBC Twoでイギリスで放送されました。日本では「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル」の題でこちらで視聴可能です) ジャニー喜多川氏は日本のポップカルチャー、日本のアイドル文化を作り上げた立役者だった。喜多川氏が創設した男性のみのタレント事務所「ジャニーズ事務所」は、人気男性アイドルグループを次々と世に送り出した。「チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物」としてギネス世界記録にも認定された。「最も多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」、さらには「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」にも認定されている。 一方で、喜多川氏には性的搾取の疑惑が、常につきまとってい
韓国で検察庁内部のセクハラについて声を上げた検察官の徐志賢(ソ・ジヒョン)さん(2018年8月7日撮影)。(c)Jung Yeon-je / AFP 【10月21日 AFP】韓国のセクハラ告発運動「#MeToo(私も)」の口火を切った徐志賢(ソ・ジヒョン、Seo Ji-hyun)さん(45)は、控え目で、ささやくような声で話すが、その行動が韓国女性に与えた影響は大きい。 ソウルの検事だった徐さんは、同僚の父親の葬儀の場で、年上の同僚男性に何度も体をまさぐられた。苦情を訴えると、その後何年も検察庁で嫌がらせを受けるようになった。 最終的に徐さんは今年1月、テレビで事実を公にし、涙ながらのインタビューが放映された。因習に逆らって、自身の経験を詳しく語る徐さんの声は震えていた。 徐さんの行動は、経済や技術が発展した今も、社会に深く染み込んでいる家父長制の価値観が残る韓国で、前例がないことだった。
<イギリスの住宅難に乗じて、家賃の代わりに性的な見返りを求める行為が社会問題化している> 家賃の代わりに求めるのは... 英国では、住宅難が叫ばれて久しい。英紙フィナンシャル・タイムズは2017年11月の記事で、「英国の住宅市場は破綻している」と書き、政府でさえもそれを認めていると伝えていた。同紙は主な原因として、移民の増加や一世帯あたりの人数が減ったことが、必要となる住宅数を引き上げていると説明している。 一方、英紙インディペンデントが今年1月に報じた記事によると、2017年の秋にイングランドの路上で生活していた人の数は、一晩あたり4500人となり、2010年から倍増した。 このような英国の住宅事情で、高い家賃を工面できずに困っている人たち、特に若い女性を狙う特殊な入居者募集のクラシファイド広告が、クレイグズリストなどの無料広告サイトに増えており、社会問題化しているという。 「親密な取り
菅野完をRTしながら、#metoo と言う人に、言いたいこと。 | 長島可純 Official Blog
英グラスゴーにある国際NGOオックスファムの書店(2018年2月10日撮影)。(c)AFP PHOTO / Andy Buchanan 【2月14日 AFP】英国を拠点とする国際NGO「オックスファム(Oxfam)」の職員が、2010年の大地震で被災したハイチなどで買春をしていたとされる問題で、新たに南スーダンや英国内でも職員らによる性的暴力が行われ、上層部が隠蔽(いんぺい)していたと元幹部が明らかにするなど、同組織をめぐる疑惑は混迷が深まっている。 オックスファムで国際保全活動のトップを務めていたヘレン・エバンス(Helen Evans)氏は12日、英テレビ局チャンネル4(Channel 4)の番組に出演し、同組織の幹部が性的暴行について把握していながら対策を怠ったと批判。さらに英国内に数百か所ある同組織のチャリティーショップでボランティアに参加していた未成年に対しても暴力行為が行われて
1. はじめに 2. 本件訴訟に至った経緯 (1) 受任までの経緯等 (2)受任後の経緯等 3.X氏による私的制裁行為 (1) 反省文差止めの経緯 (2) X氏による本件記事の拡散工作 4. 和解決裂、判決へ 5. 所感および今後について 1. はじめに 著述家の菅野完氏が被告となった損害賠償請求訴訟(以下「本件訴訟」という。)の判決(以下「本件判決」という。)が、本日8月8日、東京地裁で言い渡された。 本件訴訟を一言で言うと、平成24年7月9日、菅野氏がX氏の自宅で、性的意図を持ってX氏に抱きつく等の行為をし、この行為が不法行為にあたるとしてX氏が220万円の損害賠償を求めたものだ。 本件判決は、請求額のちょうど半額にあたる110万円の損害賠償を認めた。 この訴訟において菅野氏の代理人は私が務めた。本件の事実関係や交渉・訴訟の経過について、一般向けに報告するよう本人から依頼を受けたので、
教師による子どもへのわいせつ・セクハラ行為が後を絶たない。守ってくれるはずの先生から傷つけられる児童、生徒たち。背景に何があるのか。 ■「背景に圧倒的な力関係の差」 中学の部活動で、顧問から服を脱がされたり、指をなめさせられたりするが、「儀式」と呼んで耐えている――。NPO法人「スクール・セクシュアル・ハラスメント防止全国ネットワーク」(大阪府守口市)に寄せられた声の一例だ。 相談は、小、中学生や高校生、親たちから年間に100件ほど。心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したり過食症になったりする深刻なケースが多いという。亀井明子代表は「背景には、教師と生徒の圧倒的な力関係の差がある」と指摘する。 亀井さんによると、子どもは、内申書や部活動の選手選びなどに響くことを恐れ、教師に抵抗しにくい。尊敬していると「指導のため」との言葉を信じてしまうこともあり、加害教師は「子どもが拒否しな
埼玉県内の中学校の45歳の教諭が、教室にビデオカメラを仕掛け、女子生徒の着替えを撮影したとして、警察に逮捕されました。中学校は、この盗撮を把握していたのに教育委員会に報告していなかったということで、警察は詳しいいきさつを調べることにしています。 警察の調べによりますと、太田教諭は、去年5月までのおよそ1年間、勤務先の中学校の教室にビデオカメラを仕掛け、女子生徒が着替えている様子を撮影したとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いが持たれています。調べに対し、容疑を認めたうえで「女子生徒の着替えが見たかった」と供述しているということです。 これまでの調べで、太田教諭のカメラには女子生徒の着替えを撮影したと見られる動画が複数、残っていたほか、カメラを設置する際の様子がわかる映像もあったということです。 県の教育委員会などによりますと、今月に入って「教諭が盗撮していた」という匿名の文書が県に届いたことで
5月29日、東京・霞が関の司法クラブで、28歳の詩織さん(家族の意向から名字は非公表)が記者会見を行った。ジャーナリスト・山口敬之氏からの準強姦被害を訴え、これが不起訴となったことを、検察審査会に不服申し立てするものだった。 彼女の勇気に拍手を送りたい。また、これまで性暴力取材を行ってきた者として、また一連の報道前から詩織さんに話を聞いていた者として、書いておきたいことがある。(※この原稿は彼女に掲載許可をもらっている) 山口氏が安倍政権と距離が近いジャーナリストであり、不起訴に“忖度”があったのではないかという疑惑があることで、会見には大きな注目が集まった。忖度があったのか否かが、大きな関心の一つなのだろう。しかし、この会見にはもう一つ、大きな意味がある。 彼女が、知人(顔見知り)からの被害の告発者であるという点だ。現在、ジャーナリストとして国内外で取材を行う詩織さんは、2015年3月、
1988年11月、夜の大阪市営地下鉄御堂筋線の電車内で、二人組の痴漢に対し、勇気を出して注意した女性が「逆恨み」に遭い、その犯人たちに脅されて引き回された末、マンションの建設現場でレイプされるという「地下鉄御堂筋事件」が起こりました。 女性は警察での事情聴取で「周りの人は怖がってジロジロ見るだけで、声を出してもし誰も来てくれなかったら、今度は何をされるかわからないと思った」と助けを求められなかった胸の内を話していました。 裁判では、被告の二人組に対して4年が求刑され、3年6カ月の判決が下されました。被害者の恐怖と、事件が残すつめあとを考えると、あまりに短い刑期としか言えませんでした。 「地下鉄御堂筋事件」の記事が世に出てすぐ、事件に対する激しい憤りと、痴漢に注意した女性がその報復として強かんされたことで、これを許したら性暴力に「NO」という声を上げられなくなるという、強い危機感を持った女性
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