「オービス」は路上に設置されたカメラとストロボでスピード違反した車両を自動的に撮影する装置。現在、オービスの赤外線ストロボが取り外されていたり、アンテナがなかったり、カメラのケース内が空っぽだったりといった目撃情報が増加中です。中身が空っぽのオービスのダミーが増えている理由を見ていきましょう。 オービスにダミーはHシステムに多い 路上に設置されている無人式のスピード違反取り締まり装置「オービス」は、すべてが稼働しているとは限りません。中には、動作していないオービスのダミーも存在。とくに「Hシステム」と呼ばれるはんぺん型のアンテナが特徴のオービスにダミーがよく見られます。 オービスはXバンド(10.525GHz)のレーダー波を使って車速を測定する「レーダー式オービス」と「Hシステム」がかつての主流。近年は、道路に埋め込まれたループコイルで測定する「ループコイル式オービス」と「LHシステム」が