隣の駅ならば最も安い運賃で行ける――とは限らないのがJR線です。ある“特例”により、隣の駅よりも乗り換えに乗り換えを重ねた駅までの方が運賃が安い、ということがあります。 尾久駅「150円のきっぷ」の謎 JR線では、列車に乗って次の駅が、その駅から最も安い運賃とは限りません。乗り換えて数駅先の方が安い、ということがあるのです。 尾久駅。隣駅は「上野」と「赤羽」だが…(乗りものニュース編集部撮影)。 そのひとつの例が、宇都宮線・高崎線の列車(上野東京ライン)が停車する尾久駅(東京都北区)の運賃です。駅名標に書いてある隣駅は「上野」と「赤羽」で、いずれもきっぷの運賃(以下同)は170円。ですが、同駅ではなぜか、150円のきっぷを販売しているのです。 尾久から150円で行けるのは、実は日暮里駅です。いったん上野へ行き、山手線か京浜東北線に乗り換えて2駅の日暮里駅が、最安運賃で行ける場所なのです。ち
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