ここでは、良く使う Ruby の決まり文句を集める予定です。大半の式は irb で直接動作を確かめることができます。# => の右辺ば左辺の式を評価したときの結果を示します。irb に入力するのは # => の左辺のみです。 代入の落し穴 Ruby を使っていて最初に引っかかるのは代入の仕様です。Ruby の代入はオブジェクトへのリファレンスを作るだけなので、もとの変数の内容を変えると代入した先の変数の値も変化してしまいます。 irb(main):001:0> a = [1,2] [1, 2] irb(main):002:0> b = a [1, 2] irb(main):003:0> a[0] = "changed" "changed" irb(main):004:0> b ["changed", 2] 値だけを代入するにはメソッド dup でオブジェクトのコピーをとってから代入します。