一応比例区のほう。選挙期間中にこんなこと書いちゃいけなかったんだっけ。 どうもこの数年、既得権との戦いが、弱者・敗者を増やすことによって「既得権維持者」と「改革主張者」のどちらも「損をしない」形で自分たちの主張を通しているような気がして仕方ない。 既得権なんてのは、特定の誰かに仕事発注したときから「次の仕事は何ですか(ありませんか)」みたいな形で出てくるので、完全に排除して自由競争化させるなんてのは無理があるわけです。そういうのをないようにしたいなら、発注する側の部署変えをしたり、クビにしたり、「少年漫画雑誌のアンケート・システム」みたいな競争原理を用いたりするしかないんだけど、たいていの業務は「競争原理」によって動いてないですからね。どの業者がやっても同じ、ということになると競争するのは「値段」だけになってしまう。ガソリンスタンドなんかは利用者側も「値段」を第一に見るわけで。 今度の選挙