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ブックマーク / sumita-m.hatenadiary.com (12)

  • 河合隼雄と宮本顕治 - Living, Loving, Thinking, Again

    『毎日』の記事; 訃報:河合隼雄さん死去79歳 元文化庁長官 日のユング派心理学研究の第一人者で、文化庁長官も務めた京都大名誉教授、河合隼雄(かわい・はやお)さんが19日午後2時27分、脳梗塞(こうそく)のため奈良県天理市の病院で死去した。79歳だった。葬儀は密葬で行い、後日、お別れの会を開く。自宅は奈良市西大寺新田町7の9。 28年、兵庫県篠山町(現篠山市)生まれ。京大理学部を卒業後、高校教師や京大大学院を経て、62〜65年にスイスのユング研究所へ留学。日で初めてユング派精神分析家の資格を取得した。砂箱と模型による自由な表現で心を癒やす「箱庭療法」を日に紹介、普及させた。75年から京大教育学部教授、95〜01年5月に国際日文化研究センター(日文研)所長を務め、02年1月、民間人として3人目の文化庁長官に就任した。 06年8月9日、就任後初めて奈良県明日香村を訪れ、同年4月に発覚し

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  • 麗江で事件に遭遇 - Living, Loving, Thinking, Again

    4月7日、20時30分昆明発の「春秋航空」機に乗り、上海の虹橋空港に着いたのは23時50分頃。徐家匯の自宅に着いた時には当然ながら日付は改まって、8日になっていた。 約1週間の雲南省滞在については、色々と書きたいこともあるのだが、先ず記しておかなければならないのは、麗江にて通り魔による傷害事件*1に遭遇して、が負傷したことだろう。 http://www.jfdaily.com/gb/jfxww/xinwen/node1221/node19203/userobject1ai1630077.htmlにはの談話が引用されているのだが、4月1日の午後4時過ぎ、2人で麗江古城の「黄山下段」という坂道にある店で休憩していて、金を払って店を出ようとしたら、西洋人のカップルが悲鳴を上げたのが見えた。そして、悲鳴を上げながら坂道を駆け上ってくる人もいた。何か変だなと思って、店の中に戻ろうとした瞬間、坂道

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  • 差別について形式的に - Living, Loving, Thinking, Again

    何だか差別についての議論が賑やかなようだ。 先ずはhttp://d.hatena.ne.jp/sivad/20070317を起点にしよう。 ここでは日国憲法第14条の「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」が引用され、 ただし、これは個人が個人に対して差別心を持ってはならないというところまでは保証しません。 むしろそこまで踏み込んでしまうと逆に「思想の自由」に抵触する恐れがあります。 ですから心の中で差別したい人は自由にすればいいと思うのですが、それに社会的な理由付けをして表現するとなると、話は大分変わってきます。 大体、個人において「差別」したいならば話は簡単、「私は〜が嫌いだ」で十分なのです。そこにウダウダ社会的な理屈を付ける必要はない。社会的な理屈を付けたいならばそこにはファクトが必要とな

    差別について形式的に - Living, Loving, Thinking, Again
  • 「不自由」への憧れ? - Living, Loving, Thinking, Again

    こういう問題に口を突っ込みのはもしかして火中の栗を拾うようなものなのかも知れない。 曰く、 望んでそうなってるわけじゃないのに「あぶれる」人、「不適応」な人の中には、そうじゃない人たちが不自由だ強権的だと感じるような環境のほうに過ごしやすさを感じる(少なくともマシだと感じる)ケースもあると思う(とりあえず「合わせる」ことはできてるけど正直しんどいという人もかな)。とりあえずルールさえ守っていれば数に入る、正義になれる、少なくとも間違いではないと保障してもらえるような場所のほうが面倒がなくていい。たとえば制服や頭髪などを自由にさせてくれという運動がある。私はそういう運動に反対ではなく、むしろ制服などいらないのでは?と思うほうだが、もしも自分の学生時代が私服だったら、おそらくもっと面倒な思い、嫌な思いをしていただろうなというのは容易に想像がつく。正直言って何着るかとか頭使いたくないしさー。全部

    「不自由」への憧れ? - Living, Loving, Thinking, Again
  • 蘇聯と熱湯浴 - Living, Loving, Thinking, Again

    松尾匡「ガチウヨ世代のソ連イメージ」http://www.std.mii.kurume-u.ac.jp/~tadasu/essay_70126.html 氏によると、「ネット右翼などの中核部隊をなしている」のは「今の20代後半から30歳すぎぐらい」の世代である。1990年代半ば、自民社会連立政権とか地下鉄サリン事件や阪神大震災の頃に大学に入学し、90年代後半に大学生活を送った世代ということになる。松尾氏は先ず「小林よしのり」効果を挙げる。さらに、この世代の「ソ連」或いは「左翼」に対するイメージが他の世代とは異なっているという。例えば、 以前、自分の講義の試験で、民間人の自由な取り引きに任せたら市場メカニズムの「見えざる手」が働いて調和するというようなことを言ったのは誰かというのを、スミス、マルクス、ケインズの選択肢から選ばせる問題を出したことがある。解答の1位はマルクスであった(正解はスミ

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  • 批判の効果 - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 『朝日』の記事; 自民の高知市議、福島社民党首を批判 福島党首は抗議へ 2007年02月23日20時50分 自民党高知市議の島崎利幸氏(72)が22日、自らの講演会で「社民党(党首)の福島さんは機械のさびきった、子どもの産めないおばさん連中を引き連れて『大臣辞めろ』と言っている」と発言した。福島氏は23日、「こういう発言はあらゆるレベルで許していけない」と強く批判、社民党高知県連を通じ島崎市議に抗議するという。 島崎市議は23日、朝日新聞の取材に対し、22日に高知市内で開催された講演会でこの発言をしたことを認めた上で、野党が柳沢厚生労働相の「女性は子どもを産む機械」発言を批判することで「国会審議が停滞している」と抗議の意味を込めた、と説明した。 島崎氏は「自分の性格は、言いたいことを胸にしまっておくタイプではない。これからも言いたいことははっきりと発言していく」と述べ、福島氏の抗

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  • 右翼は革命が好き? - Living, Loving, Thinking, Again

    kechackさんが中島岳志氏のテクストを援用して、「保守主義」の「空洞化」を論じている。曰く、 私の私見と付け加えると、日の戦前・戦中の全体主義は「人間の全能性を過信した理想主義」であって来保守主義者が批判すべき対象である。戦後、戦前の全体主義体制の反省を踏まえつつ、共産主義を批判する保守主義が日にも胎動したが、しだいにその保守主義が空洞化してきたのでろう(sic.)。不図思ったのだが、「保守主義」が「空洞化」したというよりも、戦後日で〈保守〉とか〈右〉と呼ばれてきた人々というのはそもそも「保守主義」とはずれていたのではないか。勿論、中島氏が名を挙げている小林秀雄、福田恒存、江藤淳、山崎正和、勝田吉太郎といった人々を「保守主義」と呼ぶことに異議はない*1。 「保守主義」については、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060504/1146764157

    右翼は革命が好き? - Living, Loving, Thinking, Again
  • 「とういつさん」を巡って幾つか - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 「文鮮明師と統一運動略史」http://www.chojin.com/history/nempyo.htm 詳細な年表! 勿論、「統一」側からのもの。 『統一教会ナビ!』http://uc-navi.7days.jp/index.html 信者の方が作成しているらしいが、反統一協会のサイトや分派教団のサイトへのリンクも充実している。 ところで、「蓮池兄が中央大原理研究会の中心メンバー」*2だったのいうのはどうなのだろうか。これについては、 情報ソースを知りたい (flyer_2006) 2006-07-14 09:35:28 えーすいません。 >蓮池兄が中央大原理研究会の中心メンバーとして活動 できれば情報ソースを知りたいのですが。差し支えがあればヒントだけでも結構です。 「噂の真相が」追求していたときもそんな話は出てなかったと思いますが。 という質問に対して、書いた人が 私自

    「とういつさん」を巡って幾つか - Living, Loving, Thinking, Again
  • 「崩壊」は先送りしなければならない - Living, Loving, Thinking, Again

    D_Amonさん曰く、 北朝鮮制裁決議案に中露が拒否権発動するか否かは、北朝鮮が崩壊したほうがましか存続したほうがましかの問題です。 北朝鮮制裁決議案が採択された場合、中露からの支援が断たれた北朝鮮には暴発(軍事行動)か崩壊か屈服かしか選択肢がありません。 屈服が崩壊を意味する場合は暴発か崩壊しかありませんし、北朝鮮の論理から考えればおそらく北朝鮮は屈服しません。(だから、中国が制裁について「逆効果しかもたらさない」と主張するわけです) ゆえに実質的な選択肢は暴発か崩壊のみ。そして、暴発は結局は北朝鮮の崩壊を意味しますから、結論としては崩壊しか残りません。 中露は北朝鮮に制裁することで北朝鮮が暴発か崩壊かしか選択しないことを理解していますし、日米もそうでしょう。 http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20060709/p1 もう一つの(碌でもない)可能性はあると思う。増

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  • Living, Loving, Thinking, Again

    2月26日。 フサアカシア*1。習志野市大久保4丁目*2。 *1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/03/10/152924 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/02/02/092518 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/03/18/134438 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2024/03/01/103052 *2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150730/1438223216 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/04/06/014410 ht

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    koshinishiki397
    koshinishiki397 2006/05/17
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  • 死にたい人 - Living, Loving, Thinking, Again

    『読売』の記事なり; 投げ落とし「死刑になりたかった」今井被告が供述 川崎市多摩区のマンションで小学3年男児(9)が投げ落とされた事件で、殺人容疑などで再逮捕された同市麻生区細山、無職今井健詞被告(41)(殺人未遂罪などで起訴)が、神奈川県警多摩署の特捜部の調べに対し、「自分では死にきれなかったので、人を殺して死刑になりたかった」と供述していることが28日、わかった。 今井被告は昨年11月に同市内の病院に入院する前、何度か自殺を図っており、特捜部は一連の犯行は自殺願望を満たすためだった可能性が高いとみて、さらに詳しく動機を追及している。 特捜部によると、今井被告は調べに対し、昨年9月にインテリア用品会社を退社した後、現場マンションの15階から飛び降りようとしたが、「怖くてやめた」という。自宅でもコードのようなものを首に巻き付けて自殺を図っていた。 だが、3月8日の退院後は、「常に人を

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  • 最も怖いのは同胞であり隣人であるということ - Living, Loving, Thinking, Again

    東大震災時に朝鮮人が虐殺されたことについて、kechack*1さんは「安全マキャベリズム」ということをいっている。「デマを流布した人には朝鮮人への憎悪があった可能性が高いが、それを信じて自警団を結成して虐殺に加担した人は、安全マキャベリズムに駆られ理性を失ったのであろう」。「 関東大震災に於いては、朝鮮人を殺すことで1%でも自分たちの安全が担保さると信じた人間が虐殺をしたのである」。 これについて思うのは、最大のリスク要素は「朝鮮人」というよりも〈日人〉*2ではなかったかということだ。或いは、山七平歿後もしつこく生き長らえている表現を使えば〈空気〉。虐殺に荷担しなければ、自分が「朝鮮人」ということになり、今度は自分が虐殺される側になってしまう。この恐怖の方が強かったのではないかと思う。そもそも日人/朝鮮人を視覚的に区別する特徴があるわけではない*3。だからこそ、「じゅうさんえんごじ

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