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ラーメンチェーン「天下一品」を運営する天一食品商事(大津市)の役員らに迫られ、同商事に示談金1800万円を支払うとの念書を無理やり書かされたとして、京都市の広告会社が同商事を相手に債務不存在確認などを求めた訴訟の判決が4日、京都地裁であった。 武田美和子裁判官は「強圧的で異常な言動があった」として債務がないことを認め、同商事に慰謝料など55万円の支払いを命じた。 判決では、同商事のテレビCMを手がけた広告会社の代表者の男性は、2012年10月、役員ら7人から「視聴率が悪い。誠意を見せろ」「家を担保に入れたら借りられる」などと迫られ、念書を作成した。 同商事側は「怖がらせるようなものではなかった」と主張したが、判決は「取引上のやり取りの範囲を逸脱している」と退けた。
1万円に似せたおもちゃの「百万円札」で買い物をし、商品と釣り銭をだまし取ったとして、大阪府警西成署は4日、大阪市西成区の派遣社員・岩田将大被告(22)(覚醒剤取締法違反で起訴)と、同市住之江区の同・山田貴之容疑者(28)を詐欺容疑で逮捕、送検したと発表した。 同署によると、岩田被告らは6月12日午後7時50分頃、西成区の商店で、男性店主(86)に1万円を装って渡し、商品のバナナと缶飲料2本(計350円)、お釣りの9650円をだまし取った疑い。 この「百万円札」は付箋として市販されているもので、「見本銀行券 百万円」などと書かれている。岩田被告は商店を出た後、覚醒剤を密売人から購入しようとしたが、見破られて殴られたため、西成消防署に逃げ込んだという。
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