絶滅のおそれがあるニホンライチョウについて、環境省はおよそ50年ぶりに中央アルプスで自然繁殖に成功し、ひな20羽のふ化を確認したと発表しました。 国の特別天然記念物のニホンライチョウは、中央アルプスでは絶滅したとされていましたが、3年前にメス1羽の生息が確認され、環境省は復活に向けた取り組みを進めています。 環境省が去年、北アルプスに生息していたライチョウ19羽を中央アルプスに放したところ、これまでの調査で木曽駒ヶ岳周辺で3組のペアが卵を温めていることや5つの巣が確認されていましたが、今月はじめになってこのうち3つの巣でひな20羽がふ化したことが確認されました。 中央アルプスでの自然繁殖の成功はおよそ50年ぶりだということです。 ふ化したばかりのひなはサルやテンなどに襲われ、死んでしまうケースが多いことから、親鳥と一緒にケージで保護しているということです。 環境省信越自然環境事務所は「およ
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