長引くコロナ禍や物価の高騰で苦しい生活が続いている人からの相談に弁護士などが無料で応じる、全国一斉の電話相談が行われています。 電話相談は、弁護士や労働組合などでつくる支援グループが定期的に行っていて、27日は全国35か所で受け付けています。 午前中は50代の女性からの「長期間、仕事ができておらず、失業手当が切れてしまい生活が不安だ」という相談などが寄せられていました。 支援グループによりますと、コロナ禍の長期化で失業状態が続いて貯蓄が減り、物価の高騰が加わって生活の厳しさが増す人が多いということで、国の貸付金を返済できない人が出てくることも懸念されているということです。 支援グループでは、内容に応じて生活保護の利用を促したり食料品の支援を行う団体を紹介したりするなどの対応を取ることにしています。 グループの1つ、全労連の仲野智常任幹事は「物価が急激に高騰しているので生活は大変な状況になっ