ココア「あれ、シャロちゃんだ。今日はケーキ屋さんでバイトなの?」 千夜「シャロちゃん、こんなところでもバイトしてたのね」 シャロ「げぇ……なんであんたたち、こんなところまで来るのよ」 シャロ「……まあ、せっかく来たんだし、何か食べていくといいわ。うちは店内で食べられるから」 ココア「じゃあ、苺のショートケーキ食べようかな。千夜ちゃんは?」 千夜「私はモンブランね。あと二人分、ダージリンティーくださいな」 シャロ「はいはい。じゃ、ちょっと席に着いて待っててね」 千夜「シャロちゃんは昔、ケーキ屋さんになりたがっていてね~」 シャロ「お待たせしまし――何話してんのよ」 千夜「それも、ケーキ屋さんになればケーキがいくらでも食べられるからだって言って」 シャロ「小さい頃はみんなそんなもんでしょ!!」 千夜「あら、シャロちゃんいたの? 気づかなかったわ」 シャロ「絶対わざとよね……?」 ココア「シャロ