岸田文雄首相は12日(日本時間13日)、訪問先の独ベルリンでショルツ首相と夕食も含めて約1時間55分間、会談した。中国の経済的威圧を念頭に、両国間で経済安全保障に関する枠組みを新設することで合意したほか、両政府の主要閣僚が参加する「日独政府間協議」の2回目の会合を来年、ドイツで開催することも確認した。一連の外交日程を終えた首相は14日に帰国する。 日本の首相が国際会議などを除いてドイツを個別訪問したのは2017年以来7年ぶり。 両首脳は会談後に共同記者会見に臨み、ショルツ首相は、岸田首相による北大西洋条約機構(NATO)首脳会議出席や、ショルツ首相がこれまで3度の訪日をしたことなどを挙げて「日独の関係は非常に緊密。私たちの関係はとても信頼に満ちたものだ」と述べた。岸田首相は「欧州大西洋とインド太平洋の安全保障が不可分であることが明らかになる中、日独の連携の重要性はますます高まっている」と応
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