先日Twitterにも投稿された、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する架空の会社・株式会社ガンダムのPV。 すでに指摘のある通り、このPVが「シロートが作った映像」を崇高に再現している。ここは映像屋として、この映像がなぜ下手なものに見えるか言語化してまとめてみようと思う。 また、この際にこの映像でシロートが作ったとしてあり得ない箇所もあったので、空想科学読本的にそこについても解説したい。 フレームイン必要はなくない……?構成では、最初1.5秒のカラ画(誰もいない状態)が映し出され、登場人物であるスレッタ・マーキュリーが上手からフレームインしてくるところから始まります。 そもそも、PVやCMで最もほしいもの。それは時間になります。 限られた時間の中で出来る限り会社の魅力を伝える必要があり、こうしたフレームインしてくる時間は後の歌って、踊って会社の魅力を伝えようとするコンセプトでは結構邪
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