NHKの「ラジオ名人寄席」(1996年4月−2008年3月放送)で民放などが著作権を持つ音源が無断で放送に使われていた問題で、NHKとNHKエンタープライズは8日、無断使用が91演目、205回に上ったとの調査結果を発表した。 無断使用した落語などの演目の権利者は、TBS、文化放送、ニッポン放送のラジオ局のほか、テレビ局3社、新聞社1社の計7社。NHKとエンタープライズが全社に文書で謝罪するとともに、計約1300万円の使用料を支払うことで合意した。制作を担当したエンタープライズが全額を支払い、一部については個人で収集した中から音源を選定した司会者の玉置宏さんに請求する。 【関連ニュース】 ・ 29日は9時間だけ放送=NHK教育 ・ 午後6-8時に大型ニュース番組=TBS系 ・ 東京MXテレビも新タワー利用へ=東武鉄道と予約契約 ・ ミスチルなど14組が初出場=NHK紅白歌合戦