(CNN) ウクライナで30日に行われたサッカーの試合で、倒れて意識を失った選手に対戦相手の選手が駆け寄り、とっさの判断で救命処置を行った。選手はこの処置のおかげで一命を取りとめた。 ハプニングは同国プレミアリーグのディナモ・キエフ対ドニプロ・ドニプロペトロウシクの試合中に発生。前半戦でディナモ主将のオレグ・グセフ選手がドニプロのゴールキーパーと激突して倒れ、意識を失った。 これを見たドニプロのヤバ・カンカバ選手が即座に駆け寄り、グセフ選手の口を開けると、気道をふさいでいた舌を取り除いた。この措置がなければ、グセフ選手が窒息死していた可能性もあった。 グセフ選手が運ばれた病院は、「ドニプロの選手(ヤバ・カンカバ)がオレグの命を救った」「まるで有能な救急医のような行動だった」と称賛している。 グセフ選手は検査の結果、頭部や顔面に傷を負って脳しんとうを起こしていると診断され、チームと共にキエフ
![サッカー選手が救命処置、対戦相手の命救う ウクライナ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/455a32e537d969504f8a38ec86aff72e068b07d9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fmedia%2Fcnn%2Fimages%2Fcommon%2Fogp%2Fogp.png)