CNetの「英語で読むITトレンド」でおなじみの梅田望夫氏による「ウエブ進化論」が発売された。刺激的な新書である。 以下、いくつか引用。 「グーグルはこの検索エンジンを手始めに『知の世界の秩序』の再編成を目論んでいる」。 「『インターネット神への信仰心』のようなものの強さが、グーグルという会社の特異な個性と言える」。 この本では、現在起きていることは、「知の世界の秩序の再編成」であり、グーグルはそのための「あちら側」にある「情報発電所」のようなものである、とする。また、グーグルによる情報の結びつけが行われることで、これまで何かをネットで発信しても届かないと思っていた人々が、届きうることを実感したことで、総表現時代へのはじまりを予感するが、まだ情報は、玉石混合であるとし、その中から「玉」を選び出す仕組みが重要であると主張している。今後は、「不特定多数無限大」を信じられるか、が大きな鍵であると
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