「野党の時からつらい、厳しい話をしておかないといけないんです」 自民党の小泉進次郎衆院議員は6日の衆院予算委員会で、野田佳彦首相を前に“総崩れ”となっている民主党の平成21年衆院選マニフェスト(政権公約)を批判すると同時に、政権奪還への決意を表明した。 小泉氏は、首相が「与党になってみえてくる風景というのもあります」とマニフェストが実行できていない「言い訳」を述べたのに反論した。さらに「与党は『あれができます、これができます』ではなく『厳しいんだけど、これやらせてください』という時代でしょ?」と首相に助言。「与党になったら風景が違いますなんてことはやめなきゃいけない」と諭した。 30歳の小泉氏の歯切れの良い“説教”に痛いところを突かれた54歳の首相は、ひたすら平身低頭。特に反論することもなかった。