デジタルガレージは7月1日、「ニューコンテクストカンファレンス2005」を開催した。その場でブログ検索サイトTechnoratiの日本法人テクノラティジャパンの設立と、日本語版のサイトのオープンがアナウンスされている。ITmediaではデジタルガレージ共同創業者兼顧問の伊藤穰一氏にブログの「今」を聞いた。 失われた10年がここに来て爆発 ITmedia テクノラティの話の前に、ブログがここまで盛り上がったことについて伊藤さんはどんな気持ちですか。 伊藤 これはテクノラティのデータですが、現在、約5カ月ごとにインデックスされているブログの数は倍になっています。2002年にTechnoratiがインデックスをはじめた際は、全部で2万ブログくらいでしたが、現在は毎日約2万ブログずつ増えています。 インターネットの発展の歴史を振り返ると、最初にメールが相互接続されたときと、最初にWebが始まったと
ニッポンの明日には、ブログが一番! 総務省は14日、小中高校生のだれもがブログ(日記風の簡易ホームページ)を書くような環境をづくりをめざす方針を決めた。同省が設置した「情報フロンティア研究会」(座長=國領二郎・慶応大学教授)が、日本の「IT(情報技術)力」を強化する方法として、「あらゆる児童・生徒がブログを持つべき」と報告書で提言したのを受けたものだ。 研究会は、ブログや知人同士が意見交換する「ソーシャルネットワーキング(SNS)」の普及で、個人レベルの情報発信が急増し、「企業対個人」「発信者対受信者」といった社会構造まで変えつつある、と分析。その一方で、インターネット関連の知識格差が生じている、と指摘した。 報告書はこうした現状を打開し、IT社会で日本が優位に立つには、義務教育段階からネットワークで個人が発言する作法を身につけさせることが必要だと主張。あらゆる子どもが自分のブログを持つの
開始初日から40万ユーザーを抱えるソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が誕生する――かもしれない。NHN Japanが運営するユーザー数約43万人のBlogサイト「Naverブログ」が終了し、6月2日、Blog機能を包含したSNS「CURURU」としてリニューアルオープンした。Naverブログユーザーは、IDの再取得など“引っ越し作業”を行えば、BlogコンテンツをそのままCURURUに移行できる。 CURURUは、Naverブログのユーザーベースと、同社がオンラインゲームやアバターでつちかってきたデジタルコンテンツ販売のノウハウ、人と人とのつながりが生む購買欲求をビジネスのベースに、収益性の高いSNSを目指す。 「成功した」Naverブログをやめる理由 Naverブログは昨年6月にスタート。無料で容量無制限という大盤振る舞いが人気を呼んだほか、同社のゲームポータル「ハンゲーム」と
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