(CNN) 米国の宇宙企業スペースX社の無人宇宙船「ドラゴン」が25日、民間宇宙船として初めて国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功した。 ドラゴンは22日、米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地からスペースXが独自に開発したファルコン9ロケットで打ち上げられた。そして東部標準時25日午前10時頃、ISSのロボットアームに捕まえられ、12時2分にドッキングを完了した。 スペースXと宇宙船の飛行契約を結ぶ米航空宇宙局(NASA)のISSプログラム担当マネジャー、マイク・サファディーニ氏は、ドラゴンの飛行は「ほぼ完璧」だったとし、さらにスペースXが行ったドラゴンの設計、操作も「見事だった」と称賛した。 ISSの乗組員は26日、ドラゴンのハッチを開け、食料、衣類、コンピュータ機器、科学実験用具などの搭載物資の搬入を開始する。ドラゴンは2週間宇宙に滞在した後、科学実験の成果やハードウェ
東京電力は25日、爆発した福島第1原発4号機建屋の健全性調査の結果を公表した。深刻な傾きやひび割れはなく、上層階にある使用済み燃料貯蔵プールの強度も保たれていると結論付けた。 外壁の一部に局所的な膨らみによる傾きがあったため、経済産業省原子力安全・保安院は同日、東電に対し外壁のさらに詳細な調査や、今後発生する可能性がある地震動を用いた耐震安全性評価の実施を指示した。 調査は17~23日、貯蔵… [記事全文]
桐生市の庭山由紀市議が二十五日、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」で、同市で献血募集が行われていることについて「放射能汚染地域に住む人の血ってほしいですか?」などとつぶやき、市議会事務局などに多くの苦情が届いた。
小宮山洋子厚生労働相は二十五日夜、人気お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんの母親が生活保護を受給していた問題を受け、生活保護受給者の親族が受給者を扶養できない場合、親族側に扶養が困難な理由を証明する義務を課す生活保護法改正を検討する考えを示した。都内で記者団に述べた。 これに先立ち、小宮山氏は衆院社会保障と税の一体改革特別委員会で、生活保護のあり方について「十分扶養できるのに仕送りを行わないケースは制度の信頼を失わせる」と指摘。「扶養義務者に対して必要に応じて生活保護費の返還を求めることを含め、義務者が責任を果たす仕組みを検討したい」と、受給開始後に親族が扶養できると判明した場合は、積極的に返還を求めていく考えを示した。 同時に、受給者の親族が、経済的に余裕があるのに正当な理由もなく扶養を拒む場合は「家庭裁判所への調停申し立て手続きの積極的な活用を図る」と強調。厚労省は現在も自治体に対
■時間帯別料金を導入/節電トライアル実施/報奨金…「ご褒美」も 今夏の電力不足対策のため、電力各社が家庭の節電促進に知恵を絞っている。東京、関西、九州の3電力は、深夜利用を安くする時間帯別料金の顧客対象を広げ、日中ピーク時の電力需要抑制を目指す。15%の電力不足が見込まれる関電は節電に応じた“報奨金”プランを設けた。原発再稼働が見通せない中で、各社とも電力需給に対する懸念は高く、節電に対する顧客の関心を高めようと躍起になっている。 「やる気に火さえつければ、関西人はどの地域の利用者より節電に励むはず」 関電幹部がそんな期待を込めて導入するのが「節電トライアル」だ。7~9月の合計電力使用量を前年比で5%以上減らせば500円分、10%以上で1千円分、15%以上で1500円分と、節電度合いに応じた額のQUO(クオ)カードをプレゼントする。 6月1日からホームページで加入を受け付けるが、節電が5%
GoogleがオープンソースOSでも市場を独占しようとしているようだ。 The Vergeの報道によると、ウェブ大手のGoogleは、Hewlett-Packard(HP)の「Enyo」開発担当チームをまもなく迎え入れるという。Enyoは、失敗に終わった「TouchPad」で初めてリリースされたモバイルプラットフォーム「webOS」向けに開発されたHTLM5ベースのアプリケーションフレームワークだ。ただし、同チームがGoogleで何に取り組むのかは依然として謎のままだ。 EnyoはwebOS開発の中核部分である。HPが2011年12月に同OSのオープンソース化を決定するまでは、その扱いが曖昧にされていた。HPの前最高経営責任者(CEO)Leo Apotheker氏は在任中の2011年8月の決算発表で、同社がwebOS端末、具体的には「TouchPad」とwebOS搭載電話向けの事業を終了す
イー・アクセスは、「EMOBILE LTE」ユーザー向けのオプションサービスを6月1日より拡充すると発表した。 自宅用などの固定回線として提供する「EMOBILE 光」は、NTT東西が提供する「フレッツ光」「フレッツ・ADSL」を利用したISPサービス。月額利用料金は945円だが、利用にはNTT東西への申し込みや初期費用が別途必要になる。出会い系サイトやアダルトサイトなどへのアクセスをブロックするフィルタリングサービス「Webアクセス制限」も無料で提供する。 EMOBILE 光またはセットサービスの「ADSLサービス」に加入すると適用されるのが、割引サービスの「モバイル&BB割」。EMOBILE LTEとオプション提供する固定ブロードバンド回線に加入すると、データ通信タイプの定額料やオプションサービスの月額使用料などを割り引く。 指定条件は、LTEプランのうち「にねん/にねん+アシスト16
米Googleは24日(現地時間)、Google Playのアプリでサブスクリプション契約を可能にする「In-App Subscription」サービスの提供を開始した。In-App Billingは購入時とは別に、アプリ内でアイテム購入やサービス拡充のために追加課金を行うための仕組みだが、今回登場したSubscription (購読)サービスでは一定期間ごとにコンテンツの課金期間を設け、あとは期間が経過するごとに一定額が自動徴収される。ちょうど新聞や雑誌の定期購読のような課金システムとなる。 サブスクリプションのサービスは、新聞/雑誌のような定期発行のコンテンツやサービス利用料を別途徴収するタイプのアプリなどで利用される課金形態で、iOSではすでにIn-App Purchaseサービスの一環として提供されている。Google Playに導入されているIn-App Billingは一度きり
グリー、ディー・エヌ・エー(DeNA)など6社で構成するソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会は5月25日、コンプリートガチャ(コンプガチャ)についてガイドラインを公表した。コンプガチャは明確に禁止し、6月末までにサードパーティ製タイトルを含めコンプガチャを全廃する。 ガイドラインでは、コンプガチャについて「有料ガチャアイテムを含む特定の2つ以上の異なるアイテム等を全部揃えることを条件として、ソーシャルゲーム等で使用することができる景品類たる別のアイテム等を利用者に提供する方式」と定義。自社製・他社製を問わず、プラットフォーム事業者はコンプガチャを提供してはならないとした。 ガイドラインは6月1日から運用し、サードパーティを含め同月末までにコンプガチャを全廃する。今後、コンプガチャに類似した「ユーザーを過度に誘引させるような」ガチャなどについてもガイドラインの策定を進め、6月中に公表す
米国が月面に残してきた星条旗=NASA提供 米航空宇宙局(NASA)が24日、月面での米アポロ計画の着陸地点などを「歴史的遺産」として立ち入り禁止にする指針を初めて公表した。「法的拘束力はない」としているが、月面探査の賞金コンテストを実施している米非営利団体「X賞財団」とは指針内容を尊重することで合意したという。 指針は、アポロ計画など過去の探査の活動拠点や残してきた機器類を「歴史的・科学的にかけがえのない遺産」と位置づけ、保護を求めている。なかでも、人類が初めて月に降り立ったアポロ11号(1969年)と最後の17号(72年)の着陸地点は価値が高いと判断、半径2キロ以内の上空を飛行禁止とし、着陸地点から半径75メートル(11号)と225メートル(17号)以内の立ち入りを禁じている。 さらにNASAと事前協議をした場合を除き、月面に残してきた機器類との接触を禁じる。対象には月探査車など
米Googleは5月24日(現地時間)、同社の透明性を高める取り組みの一環として2年前から公開している「Transparency Report」に、著作権侵害コンテンツに関するセクションを追加したと発表した。 ここでは、Googleが著作権保有者およびその代理組織から受けた検索結果からの著作権侵害コンテンツへのリンクURL削除依頼の件数と、誰が依頼したのか、どのWebサイトに関する依頼なのかを公開している。Googleはこうした情報を開示する目的を、オンラインでの著作権侵害問題の議論に貢献することだとしている。 削除依頼は急激に増えており、最近では1週間に25万件以上の依頼があることも多いという。この1カ月に124万6713件の依頼を1296の著作権保有者から受けたとしている。 この1カ月に最も削除依頼をした著作権保有者は米Microsoftで、54万3378件と圧倒的に多かった。次はイギ
国立天文台によると、すばる望遠鏡を用いた観測によって、太陽の1兆倍ものエネルギーを赤外線で放射しているウルトラ赤外線銀河の代表格であるアープ220が、4個以上の銀河の多重合体である証拠が発見されたという。発見したのは、愛媛大学宇宙進化研究センターの谷口義明センター長を中心とした研究チーム。 ウルトラ赤外線銀河は、激しい星生成活動の後、巨大ブラックホールをエネルギー源として非常に明るい放射をする、クエーサーと呼ばれる天体に進化すると考えられている。 これまでは単純に2個の銀河が合体することでウルトラ赤外線銀河が形成されたと考えられていたが、宇宙には銀河数個が群れている銀河群が多数あり、今回の発見は、1つの銀河群に含まれる全ての銀河が合体し、ウルトラ赤外線銀河に進化したことを示しているとのこと。 今回の研究成果は、宇宙における多様な銀河進化の新たな一面を明らかにしたもので、ウルトラ赤外線銀河の
NECは2012年5月24日、コンピュータ内で拡張カードなどを接続するために使われているシリアルバス規格であるPCI Express(PCIe)を、Ethernet(イーサネット)を利用して延長できる技術「ExpEther」(エクスプレスイーサ)に対応した製品群を発表した(写真1、関連記事:NEC、PCIe機器をイーサ経由で外付けできる「ExpEther」商用化、阪大に600台先行納入)。 ExpEtherを使うことで、拡張スロットの数が少ないスモールファクタ(小型)のサーバー機などでも、必要な数だけPCIe対応拡張カードを追加利用できるようになる。だが、実用性はどうなのかどうしても疑問も沸く。 例えば、パケットベースでデータをやり取りする点は同じとはいえ、コンピュータ内部でのデバイス接続のように高速性や低遅延性が必要な領域の技術であるPCIeを、イーサネットLANのような(PCIeに比べ
NHN Japan、グリー、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー(DeNA)、ドワンゴ、ミクシィのプラットフォーム事業者6社は5月25日、ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会(6社連絡協議会)として、「コンプリートガチャガイドライン」を策定したと発表した。 6社連絡協議会では、発足時よりガイドラインの作成に向け、ワーキンググループにて検討を進めてきたが、消費者庁が5月18日に、ソーシャルゲームのコンプリートガチャ(コンプガチャ)について、景品表示法(景品規制)違反となる「カード合わせ」であるという考えを公表したことを受けて、今回のコンプガチャガイドラインを策定した。 6社では、同ガイドラインを6月1日より運用する。コンプガチャおよびガチャのうちユーザーを過度に誘引させる、コンプガチャに類似するものに関する事例については情報を収集し、随時公開していくという。 各社のプラットフォーム
細野豪志・原発事故担当相は25日の閣議後の記者会見で、2030年時点の電源別の選択肢について「(総発電量に占める)原子力発電の比率は15%がベースになる」と述べた。停止中の原発は再稼働して活用し、40年と定めた耐用年数が来た時点で廃炉とする方針を支持した。企業活動や暮らしに配慮しながら原発依存度を段階的に低くする考え方だ。東日本大震災前の原発比率は26%だった。経済産業省は24日開いた総合資源
故Steve Jobs氏はスタイラスをこきおろしていたが、Appleは触覚フィードバックを備えた「iPen」というアイデアを模索している。 これは、新たに公開された特許出願書類をファンサイトのPatently Appleが伝えたことで明らかになった。AppleのiPenというアイデアには、ユーザーインターフェースを改善するための触覚フィードバックが盛り込まれているようだ。 ユーザーは、スタイラスにかけた圧力の程度に応じて、あるいはスタイラスが画面のリンク上に移動したかどうかによってわずかな振動を感じ、より実際の触覚に近い体験が得られる。この振動は、スタイラスの角度や画面に対する向き、移動速度によっても変化する可能性がある。 さらに、筆やペンを走らせた時と同じような音を出すスピーカーをiPenに搭載する可能性もある。この音はかかった圧力に応じて大きくなったり小さくなったりするのだろう。 スタ
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