ブランド品の通信販売を装ったインターネットの「偽サイト」の被害を防ぐため、大阪府警察本部は、代金の振り込み先に使われた口座の凍結を金融機関に要請し、これまでに280余りの口座が凍結されたことが分かりました。 「偽サイト」を対象にした口座の凍結は全国で初めてです。 大阪府警察本部によりますと、本物を装ったインターネットのサイトで、偽のブランド品を購入させられたり商品の代金をだまし取られたりする被害が相次ぎ、ことしに入ってから先月までに寄せられた被害の相談は354件に上っています。 大阪府警は、ことし9月から代金の振込先に使われた口座を凍結するよう金融機関に要請する取り組みを始め、これまでに281の口座が凍結されたということです。 警察が調べたところ、口座の名義人のほとんどが中国人とみられるということです。 振り込め詐欺などに使われた口座の凍結はすでに行われていますが、「偽サイト」が対象になる