中部電力は19日、浜岡原発(御前崎市佐倉)1号機の使用済み燃料プールに保管している損傷燃料1体について、燃料棒にひびが入っていたことを明らかにした。中電は1995年に内容を把握していたが、これまで公表や県への説明をしていなかった。 中電は1号機で94年12月、復水器から放出される放射性ガスの測定値が上昇した問題をめぐり全燃料(368体)を検査し、放射性物質の漏えいを起こした燃料集合体を特定。微小な穴(ピンホール)からの漏えいだったとの推定結果を公表していた。 ところが、中電が95年4月に追加調査をしたところ、燃料棒1本(直径1・2センチ)に幅0・5ミリのひびが円周方向に入っていることが水中テレビカメラで確認された。中電はひびは燃料棒のほぼ1周にわたるとみている。中電は追加調査を実施したこと自体を明らかにしていなかった。 中電静岡支店の西田勘二原子力グループ部長は「外部に放射性物質が漏
介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる期間を示す「健康寿命」を厚生労働省が初めて算出、2010年は男性70・42歳(10年の平均寿命79・55歳)、女性73・62歳(同86・30歳)になったとする結果を1日、専門家でつくる厚生科学審議会の部会で示した。女性では静岡県が最も長く75・32歳、男性では静岡県は71・68歳で2番目だった。 健康寿命 一生のうち、介護が必要だったり、日常生活に支障が出るほどの病気にかかったりする期間を除き、健康に日常生活を送れる期間を示す。単に寿命を延ばすのではなく、生活の質を重視する考え方に基づき、世界保健機関(WHO)が2000年に提唱した。厚生労働省は今回、世帯ごとの所得、家族の健康状況などを調べる「国民生活基礎調査」や、日本人の平均寿命のデータなどを基に算出した。
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