村上春樹が長編小説の新作『騎士団長殺し』を出す、というので、「そういえばアレをまだ読んでないな」と思い出し、短編集『女のいない男たち』を一気読みしました。 基本的に他人の恋愛に興味がないので、本の題名を聞いた時点で読む気をなくしていたのですが、読んでよかった。面白かった。 特に最後の2篇の『木野』と『女のいない男たち』が、想像を遥かに超えて面白かったです。 『木野』は、まるで村上春樹の長編小説のような、深みの底が見えない、謎の説得力を持った作品でした。 主人公は村上春樹としては珍しい、気分の揺れが大きい、ごくノーマルなおっさん。物語は、最初は普通のおっさんの人生を書いていたはずなのに、途中の「猫が去り、蛇がやってきた」辺りから、すごいことになってきます。この文章からしてインパクト大じゃありません? デビッド・リンチが映像化しそうな世界です。日常の隙間に突如として超常が割り込んでくる。マジッ
この画像を大きなサイズで見る よく見るといろいろすごいことになっている、幻想的で怪異な作風が特徴のルネサンス期の画家、ヒエロニムス・ボスの代表作「快楽の園」は聖書に基づく寓話をモチーフにした三連祭壇画である。 死ぬまでにプラド美術館に行って実物を見たいものだが、この絵に描かれたシュールなキャラクターたちがフィギュアとなって販売中だ。 種類も豊富で現在29種類ある。思わずコンプリしたくなるから困る。 大きさは大きいもので高さ25cm、小さいもので10cm程度だ。 お値段は1体24.95ドル(2,840円)から144ドル(1,6400円)まで。平均的には40ドル前後のものが一番多い。すべて「快楽の園」にでてくるキャラクターたちである。 フィギュアをチェックする為にまずは快楽の園を見てみよう。 ヒエロニムス・ボス『快楽の園』 ※画像クリックで拡大表示 この画像を大きなサイズで見る こんなフィギア
この画像を大きなサイズで見る うつ病で苦しんでいる人々に、スティーブン・ホーキング博士からエールが送られた。「絶望のブラックホールから逃げることは可能なのだ」 と。 これはロンドンの王立科学研究所で74歳の誕生日前日に行われた、BBCリースレクチャー(Reith lecture)でのコメントだ。博士は自身の最新理論を説明した講義の最後をこのように締めくくっている。 ブラックホールからでも脱出は可能 私が言いたいことは、ブラックホールはその色ほど暗くはないということです。それはこれまで考えられていたような永遠の牢獄ではありません。 物はブラックホールから脱出することができます。外側へも、おそらくは別の宇宙へも。だから皆さんがブラックホールに吸い込まれたような気分に陥っても諦めないでください。出口はあります ホーキング博士は1963年、21歳のときに筋萎縮性側索硬化症と診断され、余命2年を宣告
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