「タレントに罪はない」は本当か…24年ジャニーズと闘った『週刊文春』元編集長がファンの女性に言いたいこと メディアの沈黙、脅迫、大企業の広告中止…文春が受けた凄まじい嫌がらせ ジャニーズ問題と民主主義の後退の現状はよく似ている かつて「一億総懺悔」という言葉が戦争直後に叫ばれました。ジャニーズ問題のいまを見るにつけ、私はあれを思い出すのです。 戦時下の教科書をいきなり黒塗りにして、軍国主義と真逆な平和や人権を教え出す「民主主義」教師。隣人を万歳三唱で戦場に送り出していたのに、終戦後は、東京大空襲の被害者としてのみ自らを語り、急に平和国家を目指すと言い始める、かつての愛国婦人会の人々。 そこに本当の反省がなかったことは、明らかです。その時代から見ても民主主義が後退したかのような、いまの日本社会の惨状にそれがはっきりと表れています。女性進出は後退(女性国会議員数は当時の方が多い)し、教育者はパ