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ブックマーク / gendai.media (73)

  • 「電気回路のなかに宇宙を創造する」とは一体…日本から登場した「意外なアプローチ」が世界の注目を集めるワケ(片山 春菜,畠中 憲之)

    かつて、「永遠に思えるブラックホールもやがて質量を失い、最後には蒸発するだろう」とホーキングは予言し、物理学界に衝撃を走らせた。ただ、その観測は長いあいだ困難を極めていた。その新たな可能性を切り拓くのが、「人工ブラックホール」を用いた検証である。 連載では、その研究の最前線で世界的な注目を集める物理学者の2人、片山春菜氏(広島大学助教)と畠中憲之氏(広島大学教授)にその意義を解説してもらおう。 日で提唱された「画期的な研究手法」 電気回路上で擬似的なブラックホールを実現するためには、どうしたらいいでしょうか。 擬似的にブラックホールを作るときのポイントは、「場所によって流速が変わるような滝の流れ」を用意することでした。電気回路では、水を流すわけにはいきません。場所によって変わる流れを作るのは、電気回路を伝わる「電磁波」です。電気回路中を電磁波がどのように伝わるのでしょうか。 電気回路の

    「電気回路のなかに宇宙を創造する」とは一体…日本から登場した「意外なアプローチ」が世界の注目を集めるワケ(片山 春菜,畠中 憲之)
  • 『不適切にもほどがある』の視聴を脱落する若者がいる理由は「昭和ネタがわからない」からではない(田幸 和歌子)

    「今クールのドラマで何がオススメですか? やっぱり『ふてほど』が面白いですよね!」 「『ふてほど』観てます? 面白いですよね~」 同業者のライターや友人知人から幾度もこの問いをされては、都度「面白いですよね。危うさはありますけど」と答えてきた。すると、ほとんどの人(主に40〜50代以上の男性だが、女性も少なからずいた)がポカンとするので、自分の気になる箇所を話すと、「そういう見方もあるんですね」と多くの人がテンションを下げて言う。KYが楽しさに水を差したといった顔をされるのは、少々しんどい。 これは、宮藤官九郎脚×磯山晶プロデューサー×阿部サダヲ主演の『不適切にもほどがある!』(TBS系)、通称『ふてほど』の話だ。 舞台は1986年。中学校の体育教師で野球部顧問の小川市郎(阿部)は17歳の娘・純子(河合優実)と暮らすシングルファザーだが、ある日偶然乗ったバスがタイムマシンだったことから、

    『不適切にもほどがある』の視聴を脱落する若者がいる理由は「昭和ネタがわからない」からではない(田幸 和歌子)
    kou-qana
    kou-qana 2024/02/23
    本気で怒るのと、ウヘアげんなり〜無理…苦行…ってなるのは同じ?別?例えるならサスペンスの装置じゃなくてブラックコメディで笑いながらバンバン人殺しする殺し屋とかのような
  • 『ブラタモリ』女性アナ出世のウラで…番組中に「局内のエース」に育ててきた、タモリのすごさ(週刊現代) @moneygendai

    2024年2月14日、NHKの人気番組『ブラタモリ』のレギュラー放送終了が発表された。’08年に単発番組として開始以降、好評を博してきた同番組の見どころの一つは、タモリとアシスタントのかけ合いだった。 1代目・久保田祐佳、2代目・首藤奈知子、3代目・桑子真帆、4代目・近江友里恵、5代目・林田理沙、6代目・浅野里香、そして現在の7代目・野口葵衣といった歴代アシスタントの素朴な反応に、視聴者はなごみ、心を奪われる―。 実は、この構図の中で、次なるNHKの看板アナが作られていたのだ。 週刊現代は2022年3月5日号で『ブラタモリ』の“すごさ”について解き明かしているが、ここでいま一度、テレビ史に名を残すこの名番組の魅力について、あらためて振り返っておきたい。 前編記事《『ブラタモリ』の女性アナウンサーたちが、こぞって「大出世」してきたワケ》では、同番組に出演する女性アナは出世するという噂の真相を

    『ブラタモリ』女性アナ出世のウラで…番組中に「局内のエース」に育ててきた、タモリのすごさ(週刊現代) @moneygendai
    kou-qana
    kou-qana 2024/02/16
    数年やってブラタモリ的知識がついてくるとやめさせられるんだな〜と思ってた。知識のない人じゃないとおもてなしにならないから。その意味では若手男性アナでもよかったんじゃないかなぁ
  • 芥川賞作家・市川沙央さんが語った「結婚観」「大学へのコンプレックス」「日本の教育」「理想の作家像」(市川 沙央,村嶋 章紀)

    自身と同じ筋疾患「先天性ミオパチー」の主人公を描いた『ハンチバック』で第169回芥川賞を受賞した市川沙央さん(43)。「出版界は健常者優先主義」と厳しい批判も厭わない。「読書のバリアフリー」を訴え、注目を集める市川さんにインタビューをした。(取材・構成 村嶋章紀) 壊れながら生きていく在り方 ――『ハンチバック』内に、「当の苦しさも知らない癖に」という文言が出てきますが、市川さんだからこそ感じる「苦しさ」とはなんでしょうか。 市川:「当の息苦しさも知らない癖に」この箇所は単純かつ具体的に心肺機能のことですね。ちょっと調子が悪いと肺が開ききらなくなるので息苦しいです。肺疾患、たとえばCOPDの方も同様だと思います。 ――「涅槃に生きている」という文言が登場しますよね。涅槃とは仏教用語で、「生死を超えた悟りの世界」だと解釈しておりますが、市川さんはどういう意味として使われているのでしょうか

    芥川賞作家・市川沙央さんが語った「結婚観」「大学へのコンプレックス」「日本の教育」「理想の作家像」(市川 沙央,村嶋 章紀)
    kou-qana
    kou-qana 2023/12/21
  • 遺伝的な「男性」も妊娠可能か…? 「子宮移植」にまつわる倫理的な難しさ(美馬 達哉) @moneygendai

    子宮移植とは、どのような医療か? 7月14日、日でも子宮移植の臨床研究が条件付きで容認された。子宮移植は3月までに世界で85例以上行われ、40例では出産に成功しているという。ここではその概要を説明するとともに、子宮移植にまつわる倫理的な問題について取り上げたい。 生まれつき子宮のない病気(ロキタンスキー症候群など)やガン手術で子宮を失った女性に対して、子宮を移植して妊娠や出産を可能とする医療技術が、子宮移植だ。 子宮がない、あるいはうまく機能していないために妊娠や出産のできない状態は「子宮性不妊」と呼ばれ、だいたい女性の3~5%が当てはまるとされる。 子宮に問題がある場合は妊娠ができないので、ふつうの不妊治療では対応不可能であり、これまでは子どもをもつために養子縁組をするしかなかった。 子宮性不妊の女性が、自分と遺伝的繋がりをもった子どもがほしい場合には、自分の卵子で体外受精を行なって、

    遺伝的な「男性」も妊娠可能か…? 「子宮移植」にまつわる倫理的な難しさ(美馬 達哉) @moneygendai
    kou-qana
    kou-qana 2023/10/28
  • 看取り医を「死神」呼ばわり…最愛の妻を亡くした夜に62歳夫が絞り出した言葉(平野 国美) @gendai_biz

    元高校教師の平山幸子さん(仮名・60歳)は末期の肺がん患者だった。夫の茂一さん(仮名・62歳)は、の病気を受け入れられずにいた。藁にも縋る思いで民間療法に手も出している。看取りの医者・平野国美氏は茂一さんに『死神のような医者』と拒絶されたが、長女のたっての希望で、歓迎はされていないこの家に、定期的に訪問診療する事になった。 前編記事『「うるせぇ、帰れ!」2700人を看取った医師が絶句…元製薬会社研究員の62歳夫が末期がんの愛に”民間療法”を試しまくった「涙の理由」』に続き、5500人以上の患者とその家族に出会い、2700人以上の最期に立ち会った医師が、人生の最期を迎える人たちを取り巻く、令和のリアルをリポートする――。 頻繁に呼び出されるように 月に1度だけ訪問診療する約束だったが、1週間後には呼び出された。深夜2時「あいつが39度の熱を出した。今すぐ診察に来い」という横柄な言い方だっ

    看取り医を「死神」呼ばわり…最愛の妻を亡くした夜に62歳夫が絞り出した言葉(平野 国美) @gendai_biz
    kou-qana
    kou-qana 2023/04/01
    こんなに明確に説明できるのに、渦中では言葉にできないものなんだな…説明にはどうしても前提となるやがてくる死を含まざるを得ないから言いたくないのかな…
  • 「1日4分間、週2回」で最大の効果…「日本の研究者」が考案した「スゴすぎるトレーニング」(田畑 泉)

    著者に聞く 「科学的なトレーニングをしたい!」 第7回――『1日4分 世界標準の科学的トレーニング』の著者 田畑 泉 さん タバタトレーニングは、20秒間の疲労困憊に至るほどの運動を10秒間の休憩を挟みながら8回繰り返す「高強度・短時間・間欠的トレーニング」である。1日合計4分間、週2回行うことで最大の効果を得られるという。 そのため、海外から火がつき、日でもスポーツ選手のトレーニングの他、最近は忙しい人が体力をつけるために取り入れやすい運動として耳にするようになった。しかし、非常にきつく、一般人は効果を得られるところまで追い込めないとも聞く。 スポーツ科学の研究者、田畑 泉さん(立命館大学スポーツ健康科学部教授)は、タバタトレーニングの名前の由来となった人物である。タバタトレーニングと自身の研究生活について話を聞いた。 世界中で通用する「TABATA・TRAINING」 ――タバタトレ

    「1日4分間、週2回」で最大の効果…「日本の研究者」が考案した「スゴすぎるトレーニング」(田畑 泉)
    kou-qana
    kou-qana 2023/03/19
    「効果」が何か知りたくて読んだが今いち不明…。体力を上げる、早死にを減らす、死ぬリスクを減らす、生活習慣病になるリスクを減らすと書いてあるが…ふんわり。他の方法と比べ筋肉量が何週で何%増加とか知りたい
  • なんと「10歳」若返る「すごい歩き方」、その「意外なやり方」を完全公開する…!(能勢 博)

    放っておくと筋肉は年齢と共に衰え、そのことが原因で免疫力が下がったり、生活習慣病を引き起こしたり、心の健康や、脳の認知機能にまで影響を及ぼすと言われています。とはいえ、筋肉を衰えさせてはいけないとわかってはいても、運動をコンスタントに取り入れるのはなかなか難しい……。 そこでウォーキングの提案です。ウォーキングなら家の周りを歩いてもいいし、どこかに行くついでに1駅分歩くこともできるし、すぐにでも始められます。ただ、なんとなく歩くだけでは体力アップはむずかしいことも事実です。著者は科学的に「どれくらいの速度で」「どれくらいの頻度で」「どれくらいの時間行えば」「どんな効果が得られるのか」を徹底的に研究し明確にしました。その根拠となるのは、10年余りで7000人以上のデータを取った結果と分析。それがわかりやすく示されているので、なぜどのように体にいいのか、納得できます。そのようにして確立した、効

    なんと「10歳」若返る「すごい歩き方」、その「意外なやり方」を完全公開する…!(能勢 博)
    kou-qana
    kou-qana 2023/03/18
    (速歩3分+ゆっくり歩き3分)×5セット=30分 を、週4回。15分とか60分てのは算数の問題だったら引っ掛け部分になることもありそう。
  • 『すずめの戸締まり』がエンタメに昇華した「日本への深い憤り」(中川 右介) @gendai_biz

    新海誠の3年ぶりの長編アニメ映画すずめの戸締まり』が公開された。 公開初日からの3日間で、観客動員数133万1081人、興行収入18億8421万5620円を記録し、新海誠作品で最速という。 この映画は、デートムービーの外見を装い、見始めると息もつかせぬアクションの連続のエンタメ大作で、その背景には東日大震災を忘却している日と日人への深い憤りがあり、震災孤児を主人公にした一種の「震災文学」であり、そして、少女が個人主義を確立していく成長物語でもあるという、何層もの構造になっている。 あの扉は「どこでもドア」なのか 新海誠の新作が『すずめの戸締まり』というタイトルで、2022年秋に公開されると発表されたのは2021年12月で、そのときに公開されたビジュアルは、青空の下、どこかの廃墟、地面は水に浸かっていて、そこに古ぼけた扉が佇んでいる、というものだった。人物は描かれていなかった。

    『すずめの戸締まり』がエンタメに昇華した「日本への深い憤り」(中川 右介) @gendai_biz
  • 「麻布競馬場」とは何者か?「中流の悲しみ小説」で大バズりの作家が「中流、東京、地方都市」への思いを語った(麻布競馬場) @gendai_biz

    麻布競馬場」というツイッターアカウントを知っていますか? Twitterにツリー形式(複数のツイートをつなげて読める投稿形式)で小説を投稿する匿名アカウントで、毎週のようにバズを巻き起こし、爆発的に拡散されています。 そんな麻布さんのツイートから傑作を集めたショートストーリー集『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』がついに発売されました。収録されている話の多くに、地方出身者の東京での「挫折」が描かれています。どうして執拗に「地方と東京」のギャップに苦しむ人間を描き続けるのか、麻布さんに聞きました。 (取材・構成/長瀬海) 「流山おおたかの森」イジリから始まった ——麻布競馬場さんがTwitter小説を投稿することになったきっかけをお聞かせください。初めての投稿はいつだったのでしょうか? 麻布競馬場(以下、麻布) 2021年の10月頃が初めてのツリー形式での小説の投稿でした。あの頃の

    「麻布競馬場」とは何者か?「中流の悲しみ小説」で大バズりの作家が「中流、東京、地方都市」への思いを語った(麻布競馬場) @gendai_biz
    kou-qana
    kou-qana 2022/09/05
    冬野梅子の漫画は「作者の中の他責する人格」を露悪し、私もこういうクソな所ある、と思う。麻布競馬場のは「作者のリサーチした自虐に陥るサンプル」をエンタメし、お前に何がわかる!とムカつく…ような気がする。
  • 同じ40代で「昭和な夫」と「令和な夫」がいるのはなぜなのか(田房 永子)

    同じ40代でも、「夫は外で働き、は家庭を守るもの」という“昭和な結婚観”を持つ男性がいる一方で、「家事育児は夫婦で協力してやるもの」という“令和な結婚観”を持つ男性もいる。両者を分かつものは何なのか、女性の生きづらさをさまざまな側面から描いてきた漫画家でライターの田房永子さんが考えた。 根強く残る「昭和な結婚観」 Twitterを見ていると、毎日のように40代男性による結婚観のツイートが流れてくる。 婚活中の男性が「結婚したい」と熱く語るその理由が「掃除しなくていい、洗濯もしてくれる、帰ったらごはんがある、そんな生活を早く送りたい」だったり、「産後、育児に一切協力してくれなくてそれが未だに許せない」とから言われた男性が「家事育児に専念させてくれる夫、外で稼いでくる夫に対する敬意はないのか」と逆に嘆いていたり。それらのツイートにはたいてい、「まだこんなことを言うやつがいるなんて」「時代錯

    同じ40代で「昭和な夫」と「令和な夫」がいるのはなぜなのか(田房 永子)
    kou-qana
    kou-qana 2022/08/24
    家庭内で同意できてれば何でも有りなのは大前提として、なかなか全員に不満のない同意って難しいよね。しわ寄せが夫に来たり妻に来たり子供に来たり老親に来たりして、依然として我慢が誰かに偏りがちな気がする。
  • 私が大学で「ナチスを体験する」授業を続ける理由(田野 大輔) @gendai_biz

    7月10日、甲南大学文学部より、記事に関し、「掲載画像の一部が恣意的に切り取られ、悪意を持って解釈される可能性がある。甲南大学のキャンパスであることが特定できる写真、学生の顔が写っている写真を削除してほしい」との要請がありました。 なお、著者の田野大輔氏は、事前に授業を受講している学生には写真撮影の了承を得ていました。 上記の要請を受け、7月12日より、記事のトップ画像、1〜2ページの画像を、削除するか、公開当初とは別の写真に差し替えています。 「受講生に制服を着させてグラウンドで行進や糾弾を行わせる『ファシズムの体験学習』という授業をやっています」 筆者がこう話をすると、たいていの相手は怪訝な顔をする。 「そんなことをして大丈夫なんですか?」 こうした懸念を抱くのも無理はない。何しろあの「悪の代名詞」たるファシズムである。ナチスを模倣したパフォーマンスを行うなど、いかにも問題がありそ

    私が大学で「ナチスを体験する」授業を続ける理由(田野 大輔) @gendai_biz
    kou-qana
    kou-qana 2022/08/19
    ファシズムに抗って投獄される人が少数ながら存在するように、授業に参加はしたけれどどうしても同調したくなくて「だんだん麻痺してしまった」体験をできない学生さんもいるのだろうか
  • 現代を取り巻く「ポピュラー・ミソジニー」とは何か? その考え方が教えてくれること(河野 真太郎) @gendai_biz

    現代の男性性の問題を考える際に大きなヒントをくれるキーワードに「ポピュラー・ミソジニー」というものがある。それはどんな概念で、どのようなものの見方を授けてくれるのか。このほど『新しい声を聞くぼくたち』(講談社)を上梓した、専修大学教授の河野真太郎氏が解説する。 女性専用車両への反発 大学でジェンダーやフェミニズムについて教えていると文字通りに必ず、100%の確率で学生から返ってくる反応がある。それは「女性専用車両」についてである。別に当該の講義で女性専用車両や痴漢について述べたわけではない。ジェンダー、フェミニズム一般についての講義への反応だ。 その反応の主旨は、女性専用車両は男性を排除するものであり、それは「逆差別」だ、というものである。 私は長いこと、この反応がうまく理解できないでいた。フェミニズム一般の話をしているところに、話題にもなっていない女性専用車両について逆差別だという反応を

    現代を取り巻く「ポピュラー・ミソジニー」とは何か? その考え方が教えてくれること(河野 真太郎) @gendai_biz
    kou-qana
    kou-qana 2022/06/02
    女性専用車両に異議を唱える人も、既に平等が達成されてるとは思ってないのでは。フェミニズム一般の話してると女性車両を連想する理由は想像でなく詳しく知りたい。男性専用女性専用性別不問車両作ればいいかしら。
  • もうすぐ、「給料日」という概念が消える日がやってくるかもしれない(山本 康正,ジェリー・チー) @gendai_biz

    給料はなぜ電子マネーではなく毎月現金か振り込みで処理されるように法律で決められているのか? もっと瞬時に振り込まれる方法はあるのか? ビットコイン、ブロックチェーン、NFTWeb3メタバース……いまさら聞けない「お金の現在地と未来」についての入門書『お金の未来』で語られる「給料日」という概念が消える日――。 仕事が終わったらすぐに給料が振り込まれる ジェリー いま、従来の金融機能の分散型バージョンが次々と出てきています。 預金、貸借、ファンド、デリバティブ、保険、仕組債、特典……従来の金融システムに存在したものの分散型バージョンが作られていますし、存在しなかったようなサービスも無限に生まれていっています。 DeFi(分散型金融)はコードを書けばそのまま分散型アプリになりますし、人々が実際に使いたいかは別として、自分が想像するものを自由に実現できるわけです。 山 普通の生活者でも使いた

    もうすぐ、「給料日」という概念が消える日がやってくるかもしれない(山本 康正,ジェリー・チー) @gendai_biz
    kou-qana
    kou-qana 2022/05/26
    労働基準法24条…あ〜、通貨で、ってところか。振り込みによる支給が始まった頃にも、現金じゃなくて振り込みは通貨と言えるか?みたいな議論はあったのかな?
  • PTAの「ベルマーク集め」が、非効率なのに無くならない根本原因(大原 みはる) @moneygendai

    小中学生の子どもを持つ保護者(特に母親)を悩ますPTAの問題。一度でも活動に関わった経験のある保護者に聞けば、活動の内容ややり方が時代に合わなくなっている例をいくらでも挙げてくれる。 たとえば、インターネットやSNSが主流となった今でも、毎週1回、平日の昼間に学校に集まる必要があるのか、LINEやZoomではだめなのかといった話から、関係者を無理やり動員しなければ集客できない、「誰得(誰が得するのか疑問)」なイベントの実施などである。 第1回「「1人だけ逃げるなんて許さない」加入を事実上「強制」するPTAの深刻な病理」に続く連載の第2回では、賛否が分かれる活動の筆頭に挙げられそうなベルマーク運動を題材に、活動内容や方法が時代に合わなくなってきている問題を考えてみたい。 「時給いくら?」疑問が浮かぶベルマーク運動 みなさんも子どもの頃から身近だったベルマーク運動。念のため説明しておくと、日常

    PTAの「ベルマーク集め」が、非効率なのに無くならない根本原因(大原 みはる) @moneygendai
    kou-qana
    kou-qana 2022/03/30
    うちの子の小学校はベルマークは持ち帰って数える。貼らない。電子化されたらすぐ切り替えると思う。実際に平日休み必須の学校って何校、何割くらいなのかしら。次代も苦しめ!って人は減ってんじゃない?
  • 「処罰感情」が暴走する日本社会…「叱る依存」から脱却するにはどうしたらいいか?(飯田 一史) @moneygendai

    何かミスをしたあとで延々と叱られた経験や、何かと説教してくる人が身近にいたことはおそらく誰にでもあるだろう。ところが、長々と叱責されても言われた側の学習にはつながらないことが心理学や行動科学ではわかっている。ほとんど意味がないのに叱る人は減るどころか、SNSを覗くと処罰感情を爆発させている人は山ほど見つかる。 「叱る依存」という言葉でこの問題を捉えた『〈叱る依存〉が止まらない』の著者で臨床心理士・公認心理師の村中直人氏に、私たちが「叱る」とどう付き合っていけばいいのかを訊いた。 叱られても人は学べない ――叱ったところで叱られた側の学習効果は薄いという前提が、世の中では共有されていませんよね。 村中 そうですね。「叱る」、つまり恐怖や苦痛のようなネガティブ感情を利用して相手に変化を起こそうとする関わり方には効果よりもデメリットが多い。これは心理学や行動科学のリテラシーがある研究者や支援者の

    「処罰感情」が暴走する日本社会…「叱る依存」から脱却するにはどうしたらいいか?(飯田 一史) @moneygendai
  • 伝説のデザート「ヨーグルトポムポム」超簡単なのに美味しい「秘密」 レシピ(風間 詩織)

    夏休みも残り1週間ほどになった。子どもにとっては「もう」だが、1日3を用意しなければならない親からすれば「まだ」だ。一方でせっかく時間があるのだから、子どもと一緒にお菓子づくりに挑戦したいという声もある。多くの子どもは混ぜたり、こねたりが大好きだ。きっと張り切って手伝ってくれるだろう。 どうせ作るなら美味しく作りたい。だがお菓子の多くは「混ぜすぎ」「こねすぎ」は失敗のもとになってしまう。簡単で失敗しない、子どもと作ってもおいしくできるお菓子は何がいいのだろう。 小学生の頃からレシピの魅力に取りつかれ、ケーキ屋さん、料理人に憧れるも、不器用で、センスも根気も足りずに断念。代わりに料理の編集を20年以上も生業にしてきた筆者がお薦めしたいのは、マドモアゼルいくこ著『秘密のケーキづくり』の巻頭にある「ヨーグルトポムポム」だ。 公開後、Twitterなどで話題となり、絶版していた『秘密のケーキ

    伝説のデザート「ヨーグルトポムポム」超簡単なのに美味しい「秘密」 レシピ(風間 詩織)
  • 愛のために「結婚制度」はもう廃止したほうがいい、法哲学者の私がそう考える理由(松田 和樹) @gendai_biz

    あなたの “家族” は誰ですか? 「あなたの家族は誰ですか?」 この質問に、あなたはどう答えるだろう。 結婚している人なら、や夫を家族として挙げるだろう。子どもがいる人なら、娘や息子も挙げるだろう。母親や父親を挙げる人もいる。兄弟姉妹を挙げる人もいる。孫や祖父母を挙げる人もいるはずだ。「あなたの家族は誰ですか」と問われれば、多くの人は、こんな風に答えるのではないか。つまり、法律上の家族をリストアップしていくのだ。 これに対して、法的には家族ではないとされる人を、自分の家族として挙げる場合もある。大切な恋人。長年、互いを支え合ってきた大親友。ルームシェアをしている友人。こうした人たちを、自分の家族として表現する人はいるに違いない。イヌやネコのような動物を世話し、交流している人は、動物を自分の家族として考えているだろう。しかし、現在日にある法律は、それらの存在を、あなたの家族としては認めな

    愛のために「結婚制度」はもう廃止したほうがいい、法哲学者の私がそう考える理由(松田 和樹) @gendai_biz
    kou-qana
    kou-qana 2022/02/11
    お、前にブコメで酷評されてた考え方だ。今度はどっちに流れるかな?
  • 東大卒・山口真由「姉」の義務を放棄しようと決めた…羨ましかった“妹”の存在(山口 真由)

    東大卒の才女として様々なメディアで活躍する山口真由さんは、現在、妹さんと一緒に暮らしている。Twitterなどで姉妹の楽しいやりとりを披露しているが、実は「姉」としての立場にずっと葛藤があったという。あるとき悩んだ末に卵子凍結を決めた山口さんが、姉妹の不平等を感じ「姉と妹を代わってもらおう」と決意したという前編【東大卒・山口真由が“姉”をやめたくなった日…卵子凍結で感じた「姉妹」の不平等】から続く後編です。 妹は、なぜか神様に愛される 私は無防備に眠る妹を見下ろす。彼女は無邪気だ。あっけらかんとしている。今日もワインをグラスで何杯かひっかけてご機嫌に微笑む。 私は採卵の前にはお酒は控えていたのに。私は節制したのに。私は厄払いもしたし、お腹も温めたのに。私は正しく生きている。彼女は甘ったれた日々を送る。 「えー、厄年ってなに? えー、っていうか飲んでも関係なくない?」と、終始、無頓着の妹はな

    東大卒・山口真由「姉」の義務を放棄しようと決めた…羨ましかった“妹”の存在(山口 真由)
    kou-qana
    kou-qana 2022/02/06
    すごいdiscommunication…。察し察されたい、要求を言って叶えられても価値がない、自己犠牲的に生きる人は他者にも自己犠牲を求める……感じ。でも構わないから譲るの連続に疲れるのは少しわかるんだよな…。
  • 無生命でも増殖する"人工原始細胞"の誕生(藤崎 慎吾)

    連載の第1回から第3回では、DNA(デオキシリボ核酸)を素材にして様々な構造物をつくる「DNAオリガミ」という技術を紹介しました。そして第4回から第6回では、そのDNAオリガミに、微小管とキネシンというタンパク質を組み合わせて、群れをつくるナノサイズのロボットや、人工筋肉をつくる技術にスポットを当てました。 これらのDNAやタンパク質は、生体内で遺伝情報を伝えたり、様々な物質を運ぶのが来の役目です。それを人間が、全く別の形で利用しようとしているわけです。 あまり目立たないのですが、私たちの体には、もう1つ「リン脂質」という重要な物質があります。それはDNAやタンパク質の器である「細胞膜」の材料です。最近は中身のない膜だけでも、変形したり分裂したりできることがわかってきました。今回からは「生命の起源」に関する研究でも注目されている、リン脂質に秘められた可能性を見ていきましょう。 細胞膜は洗

    無生命でも増殖する"人工原始細胞"の誕生(藤崎 慎吾)
    kou-qana
    kou-qana 2022/01/30
    後で読む。1ページ目あたりはコロナウイルスのエンベロープを検索したとき読んだ記憶…