骨折手術「俺がやろか」 看護師止める 「専門外の手術までする必要があったのか」「患者の命を救う医師がなぜ」――。肝臓手術をした入院患者を失血死させたとして、6日に業務上過失致死容疑で逮捕された、奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(解散)元理事長の山本文夫被告(52)と元主治医の塚本泰彦容疑者(54)を知る関係者からは疑問の声が上がり、虚像の一面をもつ医師の姿が浮かび上がった。 この日朝、山本被告は、兵庫県西宮市のマンションで任意同行に応じ、上着のフードで顔を隠しながら、捜査員の車へ。塚本容疑者も、大阪府藤井寺市の自宅から頭にタオルをかぶったまま車に乗り込み、郡山署へ向かった。 山本被告は1983年に阪大医学部を卒業後、同大付属病院で呼吸器外科を専門に約半年間勤務。大阪や愛媛などの病院に勤めた後、廃院になった病院施設を約6億円で購入、99年に山本病院を開設した。 「奈良で院長をやっ
福井県勝山市と6月、連携協力協定を結んだ関西学院大の西宮上ヶ原キャンパス(西宮市)で26日、勝山市の国史跡「白山平泉寺旧境内」で実施された発掘調査の出土品などを展示する企画展が始まった=写真=。29日まで、無料。 同大学ワンダーフォーゲル部員14人が2004年2月、福井、石川県境の大長山で遭難した際、勝山市に遭難救助対策本部が置かれたことから、部員らが感謝を込め、同市で山小屋清掃などを続けている。協定は同市側から「まちづくりなどに知恵を借りたい」との申し出があり、結ばれた。 同市教委は20年前から、白山信仰の拠点寺院とされた平泉寺の旧境内で発掘調査を実施。今回、中国製陶磁器や越前焼など出土品11点と、石垣に囲まれた坊院跡や水田下に現れた石畳道などを写真や説明文で解説するパネルを、同キャンパス図書館で展示することになった。ワンゲル部員と地元小学生とのキャンプやラクロス部員の合宿など、勝山市内
広島県尾道市内で古民家の再利用などに取り組むNPO法人「尾道空き家再生プロジェクト」(豊田雅子代表)が、同市三軒家町にある築約50年の木造2階建てアパート(約270平方メートル)を、尾道を中心に活動する作家らの雑貨店や事務所などが入った、新たな情報や文化の発信拠点にしようと、改修を進めている。10月中には一部がオープンする予定で、27日は関係者らが集まって、ミニライブなどの記念イベントを開いた。 同法人は、近くの空き家を改修中にこのアパートの存在に気付き、借り受けた。メンバーやボランティアら約10人が5月末から、空き家となっていた建物の壁や床の撤去や塗り直しなどを行っている。 完成後は「三軒家アパートメント」と名付け、古道具店やアクセサリー店、卓球などが楽しめる遊技場のほか、工芸などの作家らの事務所や工房も入る予定。庭は住民らがくつろげるように開放する。 年内の完成を目指して作業を進めてい
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