元日の1日、東京都内では、お年寄りなど7人が、餅をのどに詰まらせて救急車で病院に運ばれ、このうち68歳の男性が死亡しました。 東京消防庁によりますと、1日、都内では「餅をのどに詰まらせた」という119番通報が相次ぎ、午後3時までに、いずれも60代以上の男女7人が病院に運ばれました。 このうち、品川区の68歳の男性は、朝、自宅で雑煮を食べた際、餅をのどに詰まらせ、意識を失ったため、家族が救急車を呼びましたが、搬送先の病院で亡くなりました。 また、足立区の76歳の男性は、朝、自宅で焼いた餅をのどに詰まらせ、意識不明の重体だということです。 東京消防庁は、特にお年寄りには注意が必要だとして、餅を小さく切って、よくかんで食べることや、のどに詰まらせたときは、周りの人が意識があるか確かめ、反応があれば背中を強くたたくといった対処をするよう、ホームページなどで呼びかけています。