数あるプログラミング言語の中でも、日本人が開発者というものはとても少ない。今回紹介するキーマンは、国産プログラミング言語でありながら、世界中で支持されている「Ruby」の開発者である日本人、まつもとゆきひろ氏(以下敬称略)である。 まつもとゆきひろ(漢字表記は松本 行弘だが、一般的にはひらがな表記されている)は1965年、大阪にて誕生した。4歳の頃、両親の転勤で鳥取県米子市へ転居したが、そのとき住んだ自宅が、書店の目前だったのだそうだ。幼いまつもとは、そんな目と鼻の先の書店に入り浸った。要は立ち読みの常連として通い詰めたのだという。昨今ほど書店での立ち読みが拒まれることはなかった時代だったのだろう。かれはそこで書籍や雑誌を読むことで、膨大な基礎知識を得たようだ。 まつもとにとって、1つのターニングポイントが訪れる。小学校6年生の頃、父親が買ってきたマイコンキット・パナファコム「L-kit1
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