サウジ デモを鎮圧か4人死亡 11月24日 16時39分 サウジアラビア政府は、油田地帯のある東部で、治安部隊と暴徒との間で銃撃戦が相次いで、合わせて4人が死亡したと発表し、治安部隊が少数派のイスラム教シーア派の抗議デモを武力で鎮圧したという見方も出ています。 サウジアラビア最大の油田地帯がある東部には、少数派のシーア派が多く暮らしており、長年、信仰や職業選択の自由が奪われているとして不満を抱いていました。ここ最近、シーア派の人たちは、周辺国の民主化運動に触発されてスンニ派の王族支配に対する抗議運動を散発的に続けており、治安当局が厳重な態勢で抑え込みを図っています。こうしたなか、24日、サウジアラビアの内務省は、東部のシーア派の都市カティーフで、21日と23日に治安部隊と外国勢力に扇動された暴徒との間で銃撃戦が起き、その場にいた市民4人が死亡し、9人がけがをしたと発表しました。これに対し、