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2013年8月23日のブックマーク (3件)

  • シリア政府軍攻撃、被害者の症状は「神経ガスと一致」 専門家ら

    シリアの首都ダマスカス(Damascus)郊外のドウマ(Douma)で、化学兵器の使用が疑われるシリア軍の攻撃を受け、床に横たわって救急隊の到着を待つ負傷者たち(2013年8月21日撮影)。(c)AFP/THE MEDIA OFFICE OF DOUMA 【8月23日 AFP】内戦が続くシリアで政府軍による化学兵器の使用が疑われている問題について、専門家らは22日、被害者にみられるけいれんや瞳孔の縮小、呼吸困難などは神経ガスの症状である可能性があるとの見解を示した。そのうえで、確証を得るために被害者の血液や尿の検査が必要だと指摘した。 ■神経ガスの症状と一致 シリアの反体制派は、21日の政府軍の攻撃による死者は1300人以上だと述べている。人権活動家らが公開した動画などには、口から泡を吹く人や、呼吸困難に陥った被害者に酸素吸入しているとみられる医師、意識不明状態の子どもたちに蘇生を試みる医

    シリア政府軍攻撃、被害者の症状は「神経ガスと一致」 専門家ら
  • エジプトの「不愉快な現実」

    エジプトが混沌としている。 断月明けの祝日が終わった直後の8月14日、軍は一斉にムルスィー前大統領派の強制排除に乗り出し、1週間で800人以上の死者を出した。衝突はその後も各地で続き、外出禁止令が発出され、20日にはムスリム同胞団の最高指導者ムハンマド・バディーア氏が拘束された。その前日には、ムバーラク元大統領の保釈可能性が浮上している。これはいったい何だ? 2年半前に転覆した旧体制を復活させることなのか? 混乱しているのは、事態の展開ではない。それを見つめるエジプト、および中東の知識人や活動家たちの言説である。7月の軍クーデター以降同胞団系のメディアは閉められているので、エジプト国内メディアのほとんどが軍に支えられた暫定政権支持派だろうが、その同胞団に対するバッシングは、凄まじい。同胞団=テロリスト、ファシスト、独裁、といった常套句が溢れ、「同胞団は終わった」と主張する。 すでに暫定政

  • 『血盟団事件』 - 交わるはずのなかった二つの格差 - HONZ

    アルバイト店員が内輪向けのネタ画像をアップして炎上するなどの騒ぎが相次いでいる。この問題における一つの論点となっているのが、学歴の格差というものだ。「低学歴の世界」というセンセーショナルなフレーズとともに、多くの言葉が交わされているが、一昔前によく見かけた、都市と地方の格差という議論にもよく似た印象を受ける。 格差、就職難、ワーキングプア、社会からの孤立。これらの問題のルーツとなるようなものを辿っていくと、昭和初期に起きた一つの奇妙な事件に行き当たる。それが書で取り上げられている「血盟団事件」というものだ。 この事件は、日蓮主義者・井上日召に感化された若者たちが引き起こした連続テロ事件のことを指す。殺されたのは、元・大蔵大臣の井上準之助と三井財閥総帥の団琢磨。暗殺した小沼正、菱沼五郎の両者は、共に茨城県大洗周辺出身の幼馴染みの青年集団であり、日蓮宗の信仰を共にする仲間でもあった。 ※法廷

    『血盟団事件』 - 交わるはずのなかった二つの格差 - HONZ